必要な分だけ機能付加の拡張型_HRX-01

フル電動システムにするとリモート観察ができます

はじめに

デジタルマイクロスコープは汎用性が高く、品質管理・保証部門や、製品開発部門で製品の品質評価・検査に活用されています。被写体深度が深いのでピント合わせが簡単で、計測・記録もそのままできます。観察対象をモニター上に正確に映し出し、複数の担当者で同時に確認できるため、情報を迅速かつ容易に共有できます。

その中から、ハイロックスの機能拡張型HRX-01をご紹介します。必要最低限のシステムからスタートし、後から機能を追加していくことができます。全自動システムを組みオンラインツールを利用するとリモートでの観察が可能となります。ステージに乗らない大きな対象物にはハンディ観察で対応できます。お客様が抱える課題解決のヒントになれば幸いです。

機能紹介

用途に合わせたシステムの構築

①PC選定の自由度が高い
パソコンとの親和性が高いデジタルマイクロスコープです。導入から時間がたっても、パソコンを変えることにより最新の処理能力で快適にご利用いただけます。また画像情報、計測画像、計測リスト、統計をワンクリックでExcelへ転送します。

②必要な機能からスタート、後からソフトを追加
用途(2D計測、3D計測、画像連結、電動XYステージ、コンタミ検査ソフトなど)に合わせてシステムをカスタマイズできます。導入時は必要な機能だけでシステムを組み、後から機能を追加してシステムを拡張することが可能です。
また、電動ズームレンズ、3軸電動スタンドにすることで、レンズ、スタンドに触れることなくフル電動制御が可能です。オンラインツールを利用すれば、別の場所からの倍率操作、ステージ操作といったリモート観察ができます。

 

■多様な対象物や観察シーンに対応

①サンプル、レンズを傾けずにリアルタイムで傾斜観察ができる360°回転のロータリヘッド※
まるで対象物を手にもって眺めまわしているかのような立体動画観察ができます。形状の把握やわずかな凹凸の発見に効果を発揮します。
※使用できるレンズに制限があります。

・金属ネジ部品のバリやキズの凹凸を立体確認 YouTube(1:11)

②ハンディ観察
レンズと対象物を接触させてレンズを固定した状態で手振れ効果を抑えた観察できます。ステージに載せられない対象物に効果を発揮します。

③個性的なスタンドのラインナップ
本体を頭脳、レンズを眼とするならば、スタンドは体躯と手に相当します。多様な対象物や観察シーンに対応できる個性的なスタンドのラインナップがあり、特注スタンドシステムも数多く納入しています。

・対象物を動かさずに観察できるフレキシブルスタンド


・ガラス板、大型基板、絵画など大きい対象物に対応する大型スタンド

・円盤状の対象物を回転させながら、端から中心まで観察ができるスタンド

出典:ハイロックスHP、カタログ、リーフレット

この記事に関する参考資料

カタログ:デジタルマイクロスコープHRX-01_RX100_APP-P2005-0106.PDF

 

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