ENDOちょっとお邪魔します

冷媒はノンフロンにしませんか

フロン排出抑制法

■ フロン類からノンフロンへ
フロンは、フルオロカーボン(フッ素と炭素の化合物)の総称です。エアコンや冷凍冷蔵庫などの冷媒など幅広い用途に使われてきましたが、特定フロン(CFC、HCFC)および代替フロン(HFC)はオゾン層破壊や地球温暖化に影響を与えることから、段階的にに製造・輸入がが制限されています。既にフロン類(CFC、HCFC、HFC)が使われている製品からのフロン類の排出抑制はもちろん、ノンフロン・低GWP(地球温暖化係数)化への取り組みが必要です。

■ フロン排出抑制法の全体像・フロン管理には手間がかかる
業務用冷凍・冷蔵・空調機器が対象となるフロン排出抑制法は、フロン類の製造から廃棄までのライフサイクル全体にわたる包括的な対策がとられるように2013年6月に改正されました。
冷凍・冷蔵・空調機器からは、設備不良や経年変化などによりフロン類が漏れています。フロン類使用の業務用冷凍・冷蔵・空調機器には3カ月に1回の簡易点検、一定の基準を満たした機器の場合、1年または3年に1回の有資格者による定期点検も義務付けられています。

■ ノンフロン製品をご検討ください
ノンフロンとして、5つの自然冷媒 : 二酸化炭素CO2、炭化水素(プロパンやイソブタンなど)、アンモニアNH、空気、水が主に使われています。日本では、「国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律」(グリーン購入法)に基づき、国の行政機関には原則としてノンフロン製品の使用を義務づけており、また、民間企業でもノンフロン製品が使用されるよう補助事業を行っています。地球のため、ノンフロン製品を選ぶことができないか、ご検討ください。

詳細は添付資料を参照ください


出典 : 環境省 HP

参考 : フロン排出抑制法 (環境省)
参考 : 改正フロン排出抑制法 (フロン管理はあなたの責任!)_パンフレット_2019年10月版 (環境省)
参考 : ノンフロン化の推進 (環境省)
参考 : ノンフロンで省エネ&エコに冷やす_パンフレット_2018年3月版 (環境省)