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X線検査装置の分野別選定ポイント-機械・金属編

機械・金属・・・金属部品検査に必要な高い管電圧出力が可能な装置

X線を使えば、非破壊でほぼリアルタイムに内部の状況を解析・検査することが可能です。確実な品質管理に、X線検査は欠かせません。検査対象物に最適な機種の情報をみていただくため、分野別に選定のポイントをまとめました。


[検査のポイント]
金属部品は密度が高いためX線が透過しにくく、とくに密度が高い場合には高エネルギーの硬X線でなければ透過が難しくなります。そのため、検査対象には高い管電圧のX線の照射が必要です。したがって、金属部品に対しては高い管電圧のX線照射できる装置が適しています。

[検査項目]
気泡の検査、ひび割れ等の欠陥検査、外からは見えにくい部位の欠陥検査


<マイクロフォーカスX線CTシステムinspeXio SMX-225CT FPD HR Plus>
ワーク搭載サイズが大きく,大型ワークの観察が可能です。

出典:島津製作所HP

■この記事に関する参考資料
カタログ:NDI総合カタログ島津マイクロフォーカスX線装置

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