マイクロフォーカスX線検査装置
Xslicer SMX-6010
島津製作所
自社製マイクロフォーカスX線発生装置と300万画素のフラットパネル検出器を搭載した縦照射型X線検査装置です。高精細かつ広ダイナミックレンジ画像で、微細な内部構造や欠陥を観察できます。
また、透視 / CTをスムーズに切り替えワーク形状に合わせた多様な観察が可能です。小型化が進む電子部品から高密度、多層化の進む実装基板まで様々なワークの検査をサポートします。
特長
● 高精細かつ広ダイナミックレンジ画像
300万画素のフラットパネル検出器と当社オリジナルのHDR処理により、高精細かつ広ダイナミックレンジな画像を取得できます。※ HDR:High Dynamic Range
● シンプルかつ快適な操作性
わずか3ステップでX線透視撮影を開始。シンプルなUIで操作者を選ばず簡単に撮影ができます。また透視・CTの切り替えはボタン一つ。ワークにあわせて容易に撮影方法を切り替えできます。
● 検査をサポートする豊富な機能
連続透視、CT撮影を実現するティーチング機能やステップ送り機能に加え、取得画像の数値計測を行う様々な計測機能を搭載。操作者の検査をサポートし、検査にかかる工数の削減に貢献します。
● X線装置は、設置するにあたり、所轄の労働基準監督署へ設置届の提出が義務付けられています。
(独立行政法人以外の官庁関係への設置の場合は、人事院への届出が必要です。)
主な仕様
型名 | Xslicer SMX-6010 |
空間分解能 | 1 µm(JIMAチャートを分解) |
搭載可能サイズ | 470 mm × 420 mm × 100 mm 最大5 kg |
透視検査ストローク | X:460 mm Y:410 mm Z:100 mm 回転±180° 傾動:60° |
CT撮影範囲 | X:350 mm Y:350 mm |
ラミノ角(CT撮影角度) | 45°または60° |
X線出力 | 最大管電圧160 kV 最大管電流100 µA 定格出力16 W |
検出器 | フラットパネル検出器 |
透視視野(カーボン板上) | (縦)0.75 mm ×(横)1.3 mm~(縦)21 mm ×(横)38 mm |
CT視野(カーボン板上) | mm ~ 30 mm(ラミノ角45°時)/ 3 mm ~ 14 mm(ラミノ角60°時) |
所要電源 | AC200 V±10 % 1.5 kVA(接地抵抗100 Ω以下) |
質量 | 約2450 kg |
環境条件(運転時) | 周囲温度:15 ℃~ 30 ℃ 周囲湿度:35 % ~ 80 %(結露がないこと) |
外部漏えい線量 | 1 µSv/h以下 |
情報提供元: 株式会社島津製作所
・本ページに記載されている内容は抜粋情報となっております。詳細はメーカーHP、製品カタログ等をご参照ください。
また、製品・仕様は予告なく変更、製造中止となることがあります。
・当社営業エリア内の対応とさせていただきます。またエリア内であっても対応できない場合がございます。