トルク演算表示器
TQ-5300
小野測器
TQ-5300 演算表示器は、フランジ型高剛性検出器と組み合わせて使用することにより、検出器のパルス出力をディジタルトルク値、アナログ電圧出力に変換することができます。
特長
● 4種類のディジタル出力(EtherCAT、CAN、RS-232Cの3種類はオプション)
ディジタル出力を使用することにより、トルク検出器本来の精度でトルク値を出力することができます。
● マルチレンジ計測機能に対応
異なるトルク容量の計測をする場合、トルク容量に応じたトルク検出器に交換する必要がありましたが、オプションのマルチレンジ機能(TQ-0536)を使用することにより トルク検出器を交換することなく、1台のトルク検出器で複数のトルク容量を設定することができます。トルク検出器のファクタ、キャパシティ等の情報をあらかじめ入力して おくことで簡単にレンジ切替えができます。
● 高速応答でアナログ出力
フランジ型高剛性トルク検出器は、検出したトルク量に応じて検出器からの信号出力周波数が変化します。トルク演算表示器は、検出したトルク量に相当する周波数を 1周期毎に演算し、高速応答でアナログ出力します。高速応答のアナログ出力は変動の激しい過渡トルクに追従し、より最適な制御を可能にします。
● 回転速度アナログ出力搭載
トルク・回転速度値を同時にアナログ出力できます。オプション(TQ-0531)を使用することによりトルク 2 ch の出力ができます。例えば、制御用と記録用の出力を使い分けたい場合に1台の演算表示器で出力することができます。
主な仕様
入力部 | トルク | 入力周波数範囲 | 1 kHz ~ 25 kHz |
適合検出器 | TQ-1000シリーズ、TQ-1000Gシリーズ | ||
回転速度 | 適合検出器 | MP-981、MP-9820 | |
入力周波数範囲 | 1 Hz ~ 100 kHz | ||
表示部 | トルク計測部 | 表示桁数 | 極性 + 5 桁(少数点を除く) |
単位 | N・m、kN・m | ||
回転速度計測部 | 表示桁数 | 極性 + 5桁(少数点を除く) | |
単位 | r/min | ||
出力部 | トルク | アナログ出力 | 電圧出力 0 ~ ±10 V/F.S. |
パルス出力 | トルク検出器のパルス出力を波形整形して出力 | ||
回転速度 | アナログ出力 | 電圧出力 0 ~ ±10 V/F.S. | |
パルス出力 | 回転速度検出器のパルス出力を波形整形して出力 |
メーカー製品URL:
https://www.onosokki.co.jp/HP-WK/products/keisoku/torque/tq5300.htm
情報提供元: 株式会社小野測器
・本ページに記載されている内容は抜粋情報となっております。詳細はメーカーHP、製品カタログ等をご参照ください。
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