ファスト・トレンジェント / バースト試験器
FNS-AX4-A20 / B63
ノイズ研究所
コンパクトでも新機能搭載によりEMC試験をより楽に。
スイッチングデバイスの接点間の放電、電子モーターから発生するアーク放電などによる立ち上がりの早い高周波ノイズを模擬的に発生し、電子機器の耐性を評価する試験器です。
特長
● 製品紹介
● 始業前点検を簡単に
試験器本体にプリチェック用のモニター回路を内蔵。試験器のCDN OUTやPULSE OUTに波形観測コネクタと付属の同軸ケーブルを接続するだけで、正常にパルス出力されているかを簡単に確認することができるようになりました。専用のアッテネーターやオシロスコープを使用せず、始業前点検を楽にすることができます。
※ 試験器の校正ではありませんのでご注意ください。
● 試験時の接続を判り易く
試験時の電源ケーブルの接続ミスを防ぐため、一目で接続先が判るフロントパネルを採用しました。あわせて接続を簡単にするコンセントボックス(オプション)も採用しました。
● ノーマルモード試験ができる
IEC 61000-4-4規格ではコモンモード試験の規定しかありませんが、市場ではノーマルモードで機器にノイズが侵入し誤動作を起こすことがあります。このノーマルモードノイズに対応する試験としてANSI C37.90規格が規定されており、FNS-AX4では専用のノーマルモードカップリングバラン(オプション)を用いてANSI C37.90規格に準拠したノーマルモード試験を行うことができるようになりました。
主な仕様
FNS-AX4-A20 | FNS-AX4-B63 | ||
発生部 | 出力電圧 | 200〜5000V 10Vステップ | |
極性 | 正または負 | ||
パルス周波数 | 0.1kHz~2000kHz | ||
パルス数 | 1~1000 / 1ステップ 設定制限:1 バースト内、1 パルス/ms(パルス周波数1kHz以上) |
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バースト期間 | 次の計算式による (パルス数)/(パルス周波数) 直接入力によるバースト期間の指定可能範囲:0.01~999ms |
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バースト周期 | 10~1000ms ±10% 10msステップ(極性反転時は500ms~) | ||
極性反転機能 | バースト周期毎、極性を正 / 負交互に出力する ※ 設定条件はメーカーHPにて記載 |
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パルス連続出力 | ~1000V 10kHz以下 ~2000V 4kHz以下 ~5000V 1kHz以下 いずれも最長試験時間:10分 | ||
CDN部 | 電源容量 | 単相AC240V/20A, DC125V/20A (ただしPEは10A) |
三相AC600V/63A, DC125V/63A (ただしN/PEは10A) |
印加相 | L / N / PE | L1 / L2 / L3 / N / PE 単線、全線、各相個別に指定可能 |
メーカー製品URL:
https://www.noiseken.co.jp/products/emc/fns/1440/
情報提供元: 株式会社ノイズ研究所
・本ページに記載されている内容は抜粋情報となっております。詳細はメーカーHP、製品カタログ等をご参照ください。
また、製品・仕様は予告なく変更、製造中止となることがあります。
・当社営業エリア内の対応とさせていただきます。またエリア内であっても対応できない場合がございます。