高速バイポーラ電源
HSAシリーズ
エヌエフ回路設計ブロック
容量性負荷も誘導性負荷も安定駆動
コンデンサ・コイルなどの電子部品をはじめ、新デバイス開発などの試験においても他の電源・増幅器では駆動できないDUT も安定駆動。医療・バイオなどの先端研究分野でも、広く使われています。
特長
● 4象限出力
HSAシリーズの動作領域は、右の図の通り、4象限にわたります。出力電圧のプラス / マイナスに関係なく、電流の供給(ソース)・吸収(シンク)が可能です。コンデンサやコイルを含む負荷に交流電圧を印加すると、負荷側から電流が逆流します。この場合、一般的な電源や増幅器では駆動できないことがあります。HSAシリーズは、4象限出力により圧電素子・ソレノイドなどの容量性・誘導性負荷も、安定して駆動できます。
● 高速応答、DC ~ 最高1 MHzの広帯域
高速・高スルーレートにより、高速の繰り返し現象や過渡現象も、良好なステップレスポンスで忠実に再現します。直流も出力可能なので、正負非対称な信号や直流に交流を重畳する用途でも、安定した出力を提供します。
● 低出力インピーダンス
容量性・誘導性負荷は、電源の出力インピーダンスの影響で立ち上がりが遅くなります。HSAシリーズは、全帯域にわたって低い出力インピーダンスを保ち、負荷の接続によって起こる電圧降下を最小限に抑えて、その高速性能を発揮します。
主な仕様
HSA42011 | HSA42012 | HSA42014 | HSA42051 | HSA42052 | |
周波数特性 | DC ~ 1 MHz | DC ~ 500 kHz | |||
最大出力電圧 | 150 Vp-p | 300 Vp-p | |||
最大出力電流 AC | 3 Ap-p、1.06 Arms | 6 Ap-p、2.12 Arms | 12 Ap-p、4.24 Arms | 2.83 Ap-p、1 Arms | 5.66 Ap-p、2 Arms |
最大出力電流 DC | ±1 A | ±2 A | ±4 A | ±1 A | ±2 A |
スルーレート | 475 V/µs | 450 V/µs | |||
利得 | 固定:×1、×10、×20、×50、可変:×1 ~ ×3 | 固定:×1、×20、×40、×100、 可変:×1 ~ ×3 |
メーカー製品URL:
https://www.nfcorp.co.jp/pro/ps/p-amp/bipolar/hsa_s/
情報提供元: 株式会社エヌエフ回路設計ブロック
・本ページに記載されている内容は抜粋情報となっております。詳細はメーカーHP、製品カタログ等をご参照ください。
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