クロスセクションポリッシャ™ 断面試料作製装置
IB-19530CP
日本電子
IB-19530CP クロスセクションポリッシャ™は、多様化する市場ニーズに応えるべく、マルチパーパスステージを採用し、各種機能ホルダーを交換することで多機能化を実現しました。
特長
● 高速加工と仕上げ加工をプログラムすることができます
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- 「自動加工開始モード」… イオンビーム照射と停止を一定間隔で繰り返し、試料の温度上昇を抑えることができます。
- 「間欠加工モード」… イオンビーム照射と停止を一定間隔で繰り返し、試料の温度上昇を抑えることができます。
- 「仕上げ加工モード」… 高加速電圧の加工後、低加速電圧の加工に自動で切り替えて、短時間で高品質な断面作製が可能です。特に結晶構造解析のための試料作製に有効です。
主な仕様
● 標準仕様
形式 | IB-19530CP | |
イオン加速電圧 | 2~8kV | |
ミリングスピード | 500μm/h以上(加速電圧8kV) ※1 | |
試料スイング機能 ※2 | ±30°自動スイング | |
自動加工開始モード | 設定した圧力値に到達後、自動で加工開始 | |
間欠加工モード | イオンビーム照射時間と停止時間を設定可能(ON:1~999秒、OFF:1~999秒) | |
仕上げ加工モード | 自動的に加工条件切り替え | |
広域断面ミリングモード | 最大加工幅:8mm(オプション: 広域加工ホルダー IB-11730LMH) | |
最大搭載試料サイズ | 断面ミリング | 11mm (幅)×10mm (長さ)×2mm (厚さ)(標準付属試料ホルダー) |
25mm (幅)×15mm (長さ)×10mm (厚さ)(オプション:広域加工ホルダー IB-11730LMH) | ||
平面ミリング | 40mm (直径)×15mm (厚さ)(オプション:大形試料回転ホルダーIB-11550LSRH) | |
試料移動範囲 | X軸:±6mm、 Y軸:±2.5mm | |
操作法 | タッチパネル、6.5型ディスプレー | |
加工位置合わせ法 | カメラにより試料ステージ上をモニター※3。 光学顕微鏡下でも加工位置調整可能 | |
位置合わせ用カメラ倍率 | 約×70(6.5型ディスプレー上) | |
加工観察用カメラ倍率 ※4 | 約×20 ~ ×100(6.5型ディスプレー上)(IB-14510MCAM取り付け時) | |
外部モニター出力 ※4 | 位置合わせ用カメラと加工観察用カメラを切り替えて外部モニターに表示可能(IB-14510MCAM取り付け時) | |
プリセット機能 | 加工条件 (加速電圧、アルゴンガス流量、加工時間、間欠加工)を4組プリセット | |
寸法・質量 | 本体 | 545mm (幅)×550mm (奥行)×420mm (高さ)、約66kg(IB-14510MCAM取り付け時) |
ロータリーポンプ | 120mm (幅)×288.5mm (奥行)×163mm (高さ)、約9.3kg |
※1 2時間の平均値、Si換算、エッジ距離100µm
※2 特許:第4557130号
※3 特許:第4208658号
※4 IB-14510MCAMを装着すると、試料をリアルタイムでモニターすることができます。ミリング中の試料の状態を観察できます。外部モニターはお客様にてご用意ください。
メーカー製品URL:
https://www.jeol.co.jp/products/scientific/cp/IB-19530CP.html
情報提供元: 日本電子株式会社
・本ページに記載されている内容は抜粋情報となっております。詳細はメーカーHP、製品カタログ等をご参照ください。
また、製品・仕様は予告なく変更、製造中止となることがあります。
・当社営業エリア内の対応とさせていただきます。またエリア内であっても対応できない場合がございます。