特長

● 太陽光使用前自己確認 | 負荷遮断試験の測定流れ
負荷遮断試験では、発電設備出力の1/4負荷運転状態から負荷遮断し、異常のないことを確認した後、順次2/4、3/4、4/4負荷運転まで段階的に試験を行います。発電電圧について過渡変化を記録できる測定器が必要となります。HIOKIでは負荷試験にも使用できる電源品質アナライザPQ3100をおすすめします。

● 太陽光使⽤前⾃⼰確認 | 負荷試験（出力試験）の測定流れ
負荷試験では、発電設備を可能な限り定格出⼒、定格電圧及び定格⼒率に保持して機器各部の温度上昇が飽和状態になるまで連続運転し、⾼調波（電圧歪率または電流歪率）を確認します。⾼調波が記録できる測定器が必要となります。HIOKIでは負荷遮断試験にも使⽤できる電源品質アナライザPQ3100をおすすめします。

● 電源品質アナライザの使い方：結線と設定が簡単にできる
三相ラインの電圧・電流センサ結線や記録開始までの設定をナビゲーションする「QUICK SET」機能を搭載しました。クランプセンサの向きの間違いや相順の誤結線など判定表示を自動で行い、修正ポイントをお知らせします。

● 電源品質アナライザの使い方：電力系統の電源品質記録
電圧、電流、電力、高調波、フリッカなどすべてを同時に時系列で測定。トレンド記録と同時に瞬時停電、電圧降下、周波数変動など、すべての電源異常を捉えます。

主な仕様

測定ライン	単相2線 / 単相3線 / 三相3線 / 三相4線に加え、別途ch4で電圧 / 電流測定（全ch AC/DC測定対応）
電圧レンジ	電圧測定1000.0 VrmsまたはDC, トランジェント測定2.200 kVpeak
電流レンジ	AC 50.000 mA～5.0000 kAまで, DC 10.000 A～2.0000 kAまで（使用するセンサにより測定範囲が異なる）
電力レンジ	50.000 W〜6.0000 MW（使用する電流レンジと結線により自動的に決定）