高放射率平面黒体炉
IR-R41
チノー
IR-R41は国立研究開発法人産業技術総合研究所(AIST)と共同開発した赤外線長波長帯域で高放射率を実現する平面黒体炉です。サーモグラフィや放射温度計の目盛校正に活用できます。
低温の校正用黒体炉は放射率を1に近づけることが困難ですが、ほぼ黒体に近い放射率0.995を実現しています。そのため外部の放射の影響を極力少なくし、より正確な温度を示すことができます。
特長
● 高放射率 ε=0.995以上
● 小形、軽量、簡単操作
● 卓上設置または三脚取付け可能
● 通信インターフェース付(RS-485)
● 校正温度安定時にブザーで通知
● 校正温度-15℃~120℃と広範囲
主な仕様
校正温度範囲 | -15℃〜120℃(周囲温度23℃) | |
放射面サイズ | 100mm×100mm | |
温度安定性 | ±0.2℃/30min | ※ 室温以下で使用する場合は以下準備が必要です ・バージユニット(アクセサリ) ・乾燥エアー(14l/min、露点温度は設定温度以下であること) ・露点計(推奨) 低温側(-15℃)は周囲温度+1℃で校正温度+1℃ |
温度分布 | ±0.4℃(100℃未満)、±0.75℃(100℃以上) | ※ 周囲温度23℃±5℃、放射⾯サイズ80mm⾓ |
指⽰精度 | ±0.5℃ | ※ 周囲温度23℃±5℃ |
放射率 | 0.995以上 | ※ 6µm〜14µmの分光放射率平均値 |
メーカー製品URL:
https://service.chino.co.jp/jp/serv/products/detail/?did=287
情報提供元: 株式会社チノー
・本ページに記載されている内容は抜粋情報となっております。詳細はメーカーHP、製品カタログ等をご参照ください。
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