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インキュベーションモニタリングシステム
「OLYMPUS Provi CM20」
2021.03.08
新製品情報
エビデント/EVIDENT
販売開始:2020年販売開始済み
細胞培養容器をインキュベーターから取り出すことなく細胞数や密度を自動計測、遠隔閲覧可能
<特長>
- 安定したデータを自動で取得可能
インキュベーターから取り出すことなく細胞の状態を継続して定量解析できるため、コンタミネーションや温度変化、振動などの環境により細胞が影響を受け、実験結果を左右するリスクを抑えられます。さらに、培養容器の複数点で画像取得するため、容器内の細胞の偏りによらず培養状況の定量的なデータを取得可能です。また、計測のために細胞を剥離・染色する必要もないため、細胞培養ワークフローの効率化に寄与します。
*自動データ取得イメージ - 継代培養の再現性を高め、実験の成功率を向上
培養条件と細胞の状態、定量解析の結果を共にデジタルデータで記録できるため、培養状況をより高い精度で比較することが可能です。そのため、過去に行った培養が再現できているか、容易に判断できます。
*同条件でiPS細胞を培養した際の密度の比較(紫:容器1、青:容器2) - 作業時間やコストを削減
タブレットやノートPCから培養状況を遠隔で確認できるため、従来、計測のために培養室に入るたびに発生していた手間やコストを削減できます。また、細胞密度が設定値に達するとアラートを発する機能が備わっているため、例えば、継代タイミングを誤って細胞を無駄にするリスクも軽減できます。さらに、本製品はコンパクトボディを実現しており、お手持ちのインキュベーターに設置できるため、導入コストを抑えることが可能です。
詳細ページ > インキュベーションモニタリングシステム CM20