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パワーアナライザ PW8001(日置電機/HIOKI)
2021.11.29
新製品情報
日置電機/HIOKI
2.5MS/s入力ユニット [U7001] :2021年12月販売開始予定
15MS/s 入力ユニット [U7005] :2022年01月販売開始予定

持続可能な社会の実現に向けてさまざまな分野で技術革新が進んでいます。わずかなエネルギー損失をなくし、効率の良いエネルギー活用に向けて日々、高度な設計に取り組む技術者のみなさまに私たちHIOKIと遠藤科学は、最適な評価ツールをお客様へ提供致します。
<特長>
- 自由にユニットを組み合わせ研究開発から出荷検査までトータルに測定
2.5MS/s入力ユニット[U7001]:パワーコンディショナーの 開発評価、出荷検査に
15MS/s入力ユニット [U7005]:SiC/GaNインバーター効率、リアクトル・トランス損失を高確度測定
名称 型式 2.5MS/s入力ユニット U7001 15MS/s入力ユニット U7005 電力測定基本確度 ± 0.07% ± 0.03% サンプリング周波数 2.5 MHz 15 MHz ADC分解能 16-bit 18-bit チャネル数 Max. 8 ch Max. 8 ch 測定周波数帯域 DC, 0.1 Hz 〜 1 MHz DC, 0.1 Hz 〜 5 MHz 最大入力電圧 AC1000 V, DC1500 V AC1000 V, DC1000 V 対地間最大定格電圧 AC 600 V/DC 1000 V CAT III
AC 1000 V/DC 1500 V CAT II600 V CAT III
1000 V CAT II - 機器のわずかな損失を正確に捉える 世界最高クラスの確度と広帯域電力測定
高効率化する機器のわずかな損失を正確に測定するための理想を追求しました。 50 Hz/60 Hzの基本周波数のほか、パワーエレクトロニクス機器で重要な DCや低力率なスイッチング周波数帯域も高確度に測定します。 - 入力波形を忠実に再現する サンプリング周波数15 MHz, 分解能18-bit
従来比3倍(U7005対PW6001)、5倍(U7001対PW3390)の 高速サンプリングとダイナミックレンジにより、 大電力から微小電力まで、変動の大きな負荷を正確に解析します。 - 多系統化する測定対象に対応 1台で8チャネルの電力を一括測定
2種類のユニットを1 chから8 chまで自由に組み合わせて、 使用用途に合った最適な測定システムを1台で構築できます。 - ミスなく正確に測定できる自動認識機能 電流センサーの位相補正を自動で実行
接続された電流センサーの情報取得と位相補正を自動で実行します。 測定前の設定時間を大幅に削減し、 ミスのない正確な電力測定を強力にサポートします。 - 計測器1 台で4 モーターを同時に解析
4 つのトルクと4 つの回転数を同時測定し、4 モーターを1 台で解析できます。 電動AWD など、複数のモーターで各車輪を制御するシステムの評価に大変有効です。 - 多チャネル測定に対応 光リンクインターフェイスでチャネル数を拡張
2 台のPW8001 を光ケーブル(最大500 m)で接続することで、 測定データを1 台のPW8001 にリアルタイムに集約できます。 最大16 chの電力と8 モーターを同時に解析し、効率や損失を1 台に 表示、記録でき、まるで1 台の16 ch パワーアナライザのように使えます。 - CAN・CAN-FD バス出力で 既存のCAN ネットワークに測定データを統合
測定データをCAN・CAN-FD 信号としてCAN バス上にリアルタイムで出力できます。 CAN バス上のECU データと測定データをCAN バスデータロガーで記録することで、 時間のズレや確度劣化なくデータを統合し、総合的な評価が実現できます。 - HILS 開発から実機評価まで 多彩な電流センサとの組合せで広がる使用シーン
様々な測定シーンに応じたラインナップから、 最適な電流センサーを選択し、測定できます。
<動画紹介>
こちらのパンフレットもご覧ください > 新製品:パワーアナライザPW8001のご紹介(pdf)
詳細ページ > パワーアナライザ PW8001(日置電機/HIOKI)