特長

● より多くの入力とミックスド・シグナル解析
5シリーズMSOでは、最大8つのFlexChannel®入力により、自由なチャンネル構成が可能です。
FlexChannel®入力は、アナログ入力チャンネルとして利用できる他、TLP058ロジック・プローブを任意の入力に接続するだけで、アナログ1チャンネル入力からデジタル8チャンネルに変換できます。

● トップレベルのADC分解能
より詳細な信号観測が可能です。4 / 5 / 6シリーズMSOには、12ビットのADCが搭載されており、一般的な8ビットADCの16倍のADC分解能が提供できます。

● Spectrum Viewによる統合スペクトラム解析
Spectrum Viewはチャンネルごとに独立した専用の特許技術を使用することで、時間軸表示と周波数軸表示を独立して調整することができます。すべてのアナログ・チャンネルでSpectrum View表示ができますので、マルチチャンネルでのミックスド・ドメイン分析が可能です。
中心周波数、スパンおよび分解能帯域幅（RBW）などのスペクトラム・アナライザ制御は直感的に操作でき、セットアップが簡単にできます。

● 選べるWindows OS
5 / 6シリーズMSOは、オシロスコープのOSをオープンなWindows環境または専用のクローズ環境（Linux）か選択できます。Windowsオプションをインストール すると、オシロスコープのデスクトップがWindows に変わるほか、Windows OSに対応した、電源やジッタ解析、高速シリアル規格のコンプライアンス・テストに対応することが可能です。 Windows環境へのアップグレードは、SSDをインストールするだけで簡単にできます。

主な仕様

	MS054型	MSO56型	MSO58型
アナログ・チャンネル数	4	6	8
周波数帯域	350MHz、500MHz、1GHz、2GHz
最高サンプリングレート（全チャンネル）	6.25GS/s（全チャンネル）
レコード長	最大500Mポイント（オプション）
デジタル・チャンネル数	最大32（オプション）	最大48（オプション）	最大64（オプション）
ADC分解能	12ビット