取扱製品 Product
多機能計測システム SA-A1
多機能計測システム SA-A1はマイクロホン・加速度ピックアップ・騒音計・振動計等を接続し、さまざまな騒音振動計測に対応できます。 ケーブル配線が困難な現場などでも無線ドックを使用すればケーブルを気にすることなく簡単に計測が可能です。
メーカー
:リオン/RION
特長
- カラー液晶タッチパネル搭載で直観的な操作性
- 現場測定で最適なB5サイズ。さらにアンプ、電池を含んで1.2kgの軽量設計
- 取り外し可能なリチウムイオンバッテリを採用。 現場でバッテリ交換が可能
- 本体部は防水等級IP54に対応
- 無線計測にも対応。現場でのケーブルの引き回しが不要に
- 波形収録プログラムSX-A1WRを標準搭載しており、時間波形をSDカードへ保存できます。収録可能な時間は入力チャンネル数と周波数レンジで決まります。
<主なオプション>
- 無線ドッグ SA-A1WD:4チャンネルまたは2チャンネルのアンプを接続し無線LANを使用してデータを本体へ送ります。
- FFT分析プログラムSX-A1FT: 時間波形・FFT分析・伝達関数・再演算等の解析が可能です。
- 1/3オクターブバンド分析プログラムSX-A1RT: オクターブバンド分析・リコール演算
- 振動分析プログラム SX-A1VA:振動測定の機能を付加するプログラム
- 判定プログラム SX-A1CMP:生産・検査ラインで発生する異音や異常振動を検出し、良否を判定するプロブラム
- オーダートラッキングプログラム CAT-SAA1-ORDTRK:
回転数データと騒音・振動の波形データを同時収録し、収録したデータから回転次数を指定することにより 回転数の変化に応じた騒音または振動の状態を把握することができます。 おもに自動車、二輪車の駆動系の騒音・振動の分析に使用されます。
仕様
<プラットホーム(本体+アンプ)>
名称 形式 | 多機能計測システム SA-A1 | ||
---|---|---|---|
入力部 | チャンネル数 | 4チャンネル(2チャンネル)、BNCコネクタ、CCLD、AC/DC | |
最大入力電圧 | ±13V | ||
CCLD 2 mA | 24 V(4 mA ファクトリオプション) | ||
増幅部 | 周波数範囲 | DC~20 kHzまたは0.25 Hz~20 kHz | |
入力レンジ | -40 dB~20 dB、20 dBステップ 0 dB ref. 1 Vrms | ||
自己雑音 | レンジフルスケール -85 dB 以下(0 dBレンジ、APレベル) | ||
ダイナミックレンジ | 100 dB 以上(0 dBレンジ、fs=51.2 kHz、400ラインFFTのノイズレベル) | ||
チャンネル間位相差 | ± 1 °以内(1 Hz ~ 20 kHz、0 dBレンジ時) | ||
A/D 変換部 |
A/D変換器 | 24 bit Σ-Δ型、同時サンプリング | |
サンプリング周波数 | 51.2 kHz、25.6 kHz、12.8 kHz、5.12 kHz、2.56 kHz、1.28 kHz、512 Hz、256 Hz | ||
表示部 | 液晶 | 10.1 inch TFT color LCD 1280×800 pixels 透過型 | |
タッチパネル | マルチタッチ(2点)投影型静電容量式 | ||
入出力部 | USB | USB A x 1、mini B x 1 | |
モニタ出力端子 | あり φ3.5 ステレオミニジャック | ||
SDカードスロット | あり(SDHC対応、最大32 GB、SDカード オプション) | ||
回転パルス /汎用DC入力端子 |
チャンネル数 | 1チャンネル、BNCコネクタ | |
回転 パルス |
入力電圧範囲 | 0~12 V、オープンコレクタ対応、内部プルアップ3.3V(プルアップ抵抗1kΩ) | |
H-Lスレッ ショルドレベル |
2.5 V | ||
測定回転 速度レンジ |
5 000 pulse/s | ||
汎用 DC 入力 |
A/D変換 | 10 bit 逐次比較型 | |
サンプリング 周波数 |
約10 Hz | ||
外部トリガ | オープンコレクタ対応、内部プルアップ 3.3 V | ||
電源 | 充電式リチウムイオンバッテリ(電池寿命 約4時間 使用条件による)、ACアダプタ | ||
大きさ・重さ | 40(H)×275(W)×188(D)mm・ SA-A1:1200 g(バッテリ280 g含む、SA-A1B4装着時) |
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防水等級 | IP54相当 | ||
使用温湿度範囲 | -10 ℃~50 ℃(ACアダプタ使用時)、90%RH以下(結露のないこと) | ||
付属品 | 充電式リチウムイオンバッテリ x 1、ACアダプタNE-20P x 1、SA-A1ファイルコンバータ、AS-70 Viewer |
<無線ドック>
名称 型式 | 無線ドッグ SA-A1WD+SA-A1B4/B2装着時 | |
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入力 | 4チャンネル/2チャンネル(SA-A1B4/B2別途必要) | |
プラットフォーム への信号転送 |
LAN端子 | Ethernet 100BASE-TX |
無線 | WLAN(IEEE802.11a/b/g/n) | |
無線転送距離 | 約50 m (使用状況により異なります) | |
メモリ | SDカード(SDHC対応、最大32 GB)オプション | |
電源 | 単3形乾電池8本(アルカリもしくはニッケル水素)、AC アダプタ(オプション) | |
大きさ・重さ | 約42(H)×193(W)×95(D)mm・約500 g(電池含む・アンプ部分除く) | |
防水 | IP54相当(本体と同じ) |
<FFT分析プログラム>
名称 形式 | FFT分析プログラム SX-A1FT | |
---|---|---|
リアルタイム 分析処理全般 |
演算概要 | FFT分析 |
チャンネル数 | 4チャンネル | |
トリガ | トリガモード | フリー、シングル、リピート |
トリガソース | 波形、外部、回転速度 | |
トリガポジション | ± N/2 以内(Nは分析点数) | |
波形収録機能 | 分析と同時に波形収録が可能 | |
演算関数 | 1フレームの時間領域波形、パワースペクトル、クロススペクトル、伝達関数、コヒーレンス | |
窓関数 | レクタンギュラ、ハニング、フラットトップ、指数、フォース | |
分析周波数 | 20kHz、10kHz、5kHz、2kHz、1kHz、500Hz、200Hz、100Hz | |
分析点数 | 256、512、1024、2048、4096、8192、16384 (波形収録機能使用時は分析点数16384は設定不可) |
|
平均・その他演算 | リニア、指数、MAX | |
平均回数 | 1~1024 | |
再分析処理 全般 |
演算概要 | 波形収録したデータをFFT分析 |
チャンネル数 | 4チャンネル | |
演算関数 | 1フレームの時間波形、パワースペクトル、クロススペクトル、伝達関数、コヒーレンス | |
窓関数 | レクタンギュラ、ハニング、フラットトップ、指数、フォース | |
分析点数 | 256、512、1 024、2 048、4 096、8 192、16 384、32 768 | |
オーバラップ率 | 0 %、25 %、 50 %、75 % | |
平均・その他演算 | リニア、指数、MAX | |
平均回数 | 1~1 024(最大、表示する時間波形により制限あり) | |
ファイル形式 | バイナリファイル (SA-A1ファイルコンバータ(付属)によりテキストファイルに変換することが可能) |
<1/3オクターブバンド分析プログラム SX-A1RT>
名称 形式 | 1/3オクターブバンド分析プログラム SX-A1RT | |
---|---|---|
適合規格 | JIS C1513 : 2002 クラス1、JIS C1514 : 2002 クラス1、 IEC 61260-1 : 2014 class1、ANSI/ASA S1.11-2014/Part1 class1 |
|
バンドフィルタ中心周波数・バンド数およびチャンネル数 | ||
オクターブバンド | 0.5~16000Hz 16バンド 最大4チャンネル | |
1/3オクターブバンド | 0.4~20000Hz 48バンド 最大3チャンネル | |
瞬時値データ(100 ms毎) | 時間重み付きレベルLp、時間平均レベルLeq、時間重み付きレベルの最大値Lmax | |
演算値データ | 時間平均レベルLeq、暴露レベルLE、時間重み付きレベルの最大値Lmax、 時間率レベルLN(05、10、50、90、95)を最大5個 |
|
ストアモード | オート、マニュアル | |
時間重み付け特性 | F(速い)、630ms、S(遅い)、10s | |
周波数重み付け特性 | A、C、Z | |
トリガ | トリガモード | フリー、シングル、リピート(ストアモードがオートの時のみ) |
トリガ対象 | APレベル、バンドレベル、外部、タイム | |
ファイル形式 | バイナリファイル※ |
<波形収録プログラム>
名称 形式 | 波形収録プログラム SX-A1WR( SA-A1本体に搭載) | |
---|---|---|
収録チャンネル数 | 4チャンネル+回転パルスまたは汎用DC | |
周波数レンジ | 20 kHz、10 kHz、5 kHz、1 kHz、500 Hz、100 Hz | |
量子化ビット数 | 16 bit/24 bit | |
トリガ | トリガモード | フリー、シングル、リピート |
トリガ対象 | 波形、タイム、外部 | |
音声メモマーカー機能 | あり | |
モニタアウト(再生) | 収録データを再生して試聴可(20 kHz、10 kHz、5 kHzのみ) | |
ファイル形式 | WAVEファイル |
<振動分析プログラム>
名称 形式 | 振動分析プログラム SX-A1VA | |
---|---|---|
振動測定範囲 (PV-57I接続時) |
加速度 : 0.02~141.4 m/s2(rms) 速度 : 0.2~141.4 mm/s(rms, 159.15 Hz時) 変位 : 0.02~40.0 mm(EQ peak-peak, 15.915 Hz時) |
|
FFT分析モード | パワースペクトル 1フレームの時間波形 | |
周波数レンジ | 100 Hz、200 Hz、500 Hz、1 kHz、2 kHz、5 kHz、10 kHz、20 kHz | |
分析ライン数 | 200、400、800、1,600、3,200 |
<判定プログラム>
名称 形式 | 判定プログラム SX-A1CMP |
---|---|
分析周波数 | 100 Hz/200 Hz/500 Hz/1kHz/2 kHz/5 kHz/10 kHz/20 kHz |
分析点数 | 256/512/1024/2048/4096 |
窓関数 | レクタンギュラ/ハニング/フラットトップ |
グラフ数 | 1/2/4 |
トリガモード | フリー/リピート |
判定データファイル保存 | NG/OK/全て/保存しない |
<オーダートラッキングプログラム>
名称 形式 | オーダートラッキングプログラム CAT-SAA1-ORDTRK | |
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チャンネル数 | SA-A1B4:3チャンネル*、SA-A1B2:1チャンネル* *回転入力用に1チャンネル使用するため |
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回転数信号 | TTLレベルパルス、DC信号 | |
最大回転数 (分析周波数20 kHz時) |
10 000 rpm:60 p/r 600 000 rpm:1 p/r |
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設定次数 | 少数点第一位まで設定可能 | |
次数幅 | 設定可能(FFTサンプリング点数に依存) | |
表示 | グラフ | 横軸:rpm、縦軸:振幅 |
次数表示数 | 最大4次数(オーバーオール含む)の重ね描き | |
データ補間 | 移動平均、重み付け移動平均 | |
表示データ保存 | CSV、PNG |
注釈
■ ご注意 ■
このページに記載されている製品・仕様・価格は改良等のため予告無く変更、あるいは製品製造を中止する事があります。ご購入に際しましては販売価格も含め改めて最新情報を弊社営業よりご確認下さい。
価格(価格帯)
価格例:様々なパッケージが設定されており、以下は一例です
SA-A1 2チャンネルFFTパッケージ[SA-A1FTB2]¥850.000.-
SA-A1 4チャンネルオクターブパッケージ[SA-A1RTB4]¥1,050,000.-
4チャンネル無線パッケージ[SA-A1WDB4]¥680,000.-
製品登録年月
2020-10
産業種別
- 環境測定
- 建築
- 機械
- 電子・デバイス
- 電気機械
- 電気製品
- 自動車
- 鉄道・貨物
- 測定・計測
測定項目または機能
- オクターブ分析
- トラッキング解析
- 振動
- 騒音
- FFT分析
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