特長

● 標準器として必要な高確度と簡単な校正を備えた8½ 桁高性能デジタルマルチメータ
校正に必要な標準は直流電圧標準（10 V）と抵抗標準（10 kΩ）です。 2種類の標準による校正と自己校正機能で、電圧、抵抗、電流の各レンジの校正および、周囲温度変化による内部誤差の除去が可能となり、高確度の測定を保証します。校正値は、校正日とともに内部メモリに記憶され、GPIBやUSB、またはLAN（オプション）で読みだすことができます。

● 高精度A/D変換器
独自技術であるマルチスロープ積分方式の A/D 変換方式 を採用し、標準器としての高精度の直線性と安定度を提供しますので高精度測定ができます。 図は、10 Vレンジにおける0 V入力時の安定度を示します。

● 低雑音設計
低雑音レンジング・アンプによりバラツキの少ない測定が可能です。 図は100 mVレンジにおける0 V入力時の積分時間と表示バラツキの実効値（rms）を示します。

主な仕様

	7481	7482
最大表示	119 999 999
直流電圧測定	10 nV～1000 V
確度（代表値）	5 ppm/年
直流電流測定	100 fA～1000 mA
抵抗測定	1 µΩ～1000 MΩ
交流電圧測定（True RMS）	✕	100 nV～700 V
交流電流測定（True RMS）	✕	100 pA～1000 ｍA