取扱製品 Product
高機能騒音計 LA-7000 シリーズ
大型カラー液晶タッチパネルの採用により、操作を大幅に改善し、わかりやすく直感的な操作で計測を開始することができる騒音計です。本来の騒音レベルの測定や演算を行うこと以外に、測定中に「音を聞きながら計測する」ということも可能です。音を聞くことで、対象物の状態を確認したり、音源探査、確実に録音できたかを確認できるようになりました。
メーカー
:小野測器/ONOSOKKI
特長
- 大型カラー液晶
4.3インチ(スマートフォン相当)の見やすい大型カラー液晶で重ね書き表示も明快 - 収録スタートもタップ1つ
演算データやレコーディングが、スタート(自動メモリ保存用)を1タップすることにより開始されます。 - リスニング機能搭載
マイク(騒音計)を音が大きく聞こえる方へ向けることで数値だけではなく、聞きながら音を実感できます。さらに、気になる音がある場合はバンドフィルタを通し、その音が聞こえるバンドに設定するとさらにクリアに聞き分けることができます。簡易的な音源探査に有効です。 - 持ちやすい
前機種から、35%のサイズダウン。ハンドストラップ付属で測定使用時、本体落下を未然に防ぎます。 - タッチパネルで直感的な操作
初めて騒音計に触れる方にも分かりやすい操作です 演算切替、レンジ切替、測定時間など表示をタップする事により変更が可能です。 - ホームキーの搭載
設定画面階層が深くなった場合、ホームキーを押すと基本画面に戻ります。 - 日本語切替表示
日本語/英語の表示切替が可能です - 画面撮りに便利なキャプチャ機能
画面記録を簡単キャプチャ (電源キーとホームキーを 同時に押す) - USBからの給電が可能ー長時間計測を実現
アルカリ電池(単3形4本)使用時 約12時間となります また、microUSB端子からも給電も可能。併用時は、USB消費が優先されます。 - 防風(ウィンド)スクリーン補正機能
防風スクリーンを使用して測定する場合、装着の影響を補正することが出来ます。※ 装着時でも IEC61672-1 に適合しています。補正をしないでの使用も可能です。 - 外部電源ON/OFF機能 ー 組込み使用に対応
電池ボックス内のスイッチで切替可能 - 豊富なオプション機能をご用意
1/3 オクターブバンド分析機能 LA-0702、FFT分析機能 LA-0703、レベル判定機能 LA-0705等様々なオプション機能をご用意。お客様のニーズによりご選択下さい。>ご参照:<機能(オプション含む)>
<機能(オプション含む)>
- 超低周波音測定機能 LA-0709《オプション》
人間の耳では聞こえない超低周波音(1~20 Hz 音)の計測も可能。 - サウンドレコーディング機能 LA-0704《オプション》
サンプリング周波数:64 kHz、 収録時間:16 bit使用時(4 GB 約8時間)、ファイル形式:wav(音声データ)と csv(再生用トレンドデータ:1 s間隔のLz) - オフライン分析機能 LA-0704《オプション》
測定現場では、ゆっくり時間をとれないケースも増えてきています。 そのような場合には、音をレコーディングして後で分析したくなります。 - レベルシミュレータ機能 LA-0707《オプション》
音問題の現場では、その対策を求められます。そのような場合に、LA-7000シリーズのRTA(オクターブバンド分析)機能(標準機能)などで問題の周波数成分をみたり、またFilter機能(標準機能)を使いリスニングすることで音源を特定するなどに利用できます。 - 音質評価機能 LA-0708A《オプション》
騒音レベルの評価で、人の聴感と異なるような場合があります。 その場合には、ラウドネス値などの音質評価が非常に有効な手段となります - SINGLEモード、DUALモード & QUADモード 表示《標準機能》
異なる周波数重み付け特性や時間重み付け特性の組み合わせで同時に2つ(DUAL)、4つ(QUAD)の演算値を表示することができます。 - リスニング機能(Phone出力)《標準機能》
音を聴きながら計測が可能で、無響室や遠隔場所での測定に有効です。 - 1/1 オクターブバンド分析機能 《標準機能》
適合規格: IEC 61260-1:2014 Class1、JIS C 1513-1:2002 クラス1、JIS C 1514-1:2002 クラス1、 分析バンド:16 Hz ~ 16 kHz(11バンド)・Allpass1・Allpass2 - オーバーレイ機能 RTAモード《標準機能》
オクターブ機能には、オーバレイ機能(OVERLAY)があり、RTAのメモリデータと測定データ(生データ)を重ね書くことができます。 - 暗騒音補正機能 RTAモード《標準機能》
騒音測定で、現場の暗騒音補正をしたい場合に使用することができます。 - 1/3 オクターブバンド分析機能 LA-0702 《オプション》
オクターブバンドをさらに詳細に分けた音の分析や評価が可能です。 また、1/3オクターブバンドフィルタを通した音を聞くことも可能です。 音では最もよく用いられる分析機能 及び フィルタです。 - FFT分析機能 LA-0703 《オプション》
FFT 分析機能を追加すると、音の大きさだけでなく音の高さ(周波数)で狭帯域分析ができます。 アベレージ機能では、平均化することで波形を安定させること、また、トリガ機能を使用することで 定常音だけではなく単発音の現象もとらえることができます。 - レベル判定機能 LA-0705 《オプション》
SLMモード(SINGLE/DUAL/QUAD)にて、画面上部を設定値を超えない場合緑色、設定値を超えた場合赤色に変化させます。 - 校正機能《機能は標準・音響校正器は別途オプション》
騒音計の性能を確認する作業として「校正」が重要視されます。測定前の騒音計チェックには「音響校正(音響校正器による確認)」を行います。その場合、校正履歴があると非常に管理をしやすくなります。
<動画説明>
プロモーション
特長と操作イメージ
仕様
名称 型式 |
精密騒音計 LA-7700 |
精密騒音計 LA-7500 |
普通騒音計 LA-7200 |
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計量法型式承認番号 | 第TF191号 | 第TF172号 | 第TS171号 | ||
適合規格 | JIS C 1509-1: 2017 クラス1 JIS C 1516:2014 クラス1 |
JIS C 1509-1: 2017 クラス2 JIS C 1516:2014 クラス2 |
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IEC 61672-1:2013 Class 1 | IEC 61672-1:2013 Class 2 | ||||
ANSI S1.4-2014/Part1 Class1 | ANSI S1.4-2014/Part1 Class2 | ||||
測定周波数範囲 | 10 Hz~20 kHz | 10 Hz~20 kHz 1Hz~20kHz (超低周波機能有効時) |
0 Hz~8 kHz | ||
測定レベル範囲 (JIS、IEC) |
A | 20~128 dB | 24~138 dB | 23~138 dB | |
C | 28~128 dB | 32~138 dB | 30~138 dB | ||
Z | 34~128 dB | 38~138 dB | 36~138 dB | ||
Z (超低周波機能有効時) |
– | 50~138 dB | – | ||
G (超低周波機能有効時) |
– | 35~138 dB | – | ||
測定レベル範囲 (JIS、IEC) |
A | 12 dB 以下 | 16 dB 以下 | 17 dB 以下 | |
C | 20 dB 以下 | 24 dB 以下 | 24 dB 以下 | ||
Z | 26 dB 以下 | 30 dB 以下 | 30 dB 以下 | ||
G (超低周波機能有効時) |
– | 27dB以下 | – | ||
マイクロホン | MI-1281 | MI-1271 | MI-1471 | ||
マイクロホンプリアンプ | MI-3270 | ||||
リニアリティレンジ | ワイドレンジ: 110 dB/ノーマルレンジ: 80 dB | ||||
レベルレンジ | 10~120 dB(wide)/ 50~120 dB/ 40~110 dB/ 30~100 dB/ 20~90 dB/ 10~80 dB/ 0~70 dB |
20~130 dB(wide)/ 60~130 dB/ 50~120 dB/ 40~110 dB/ 30~100 dB/ 20~90 dB/ 10~80 dB |
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間重み付け特性 例:LAF |
F(速い), S(遅い), I(インパルス), 10 ms |
F(速い), S(遅い), I(インパルス), 10 ms , 10 s(超低周波機能有効時) |
F(速い), S(遅い), I(インパルス), 10 ms |
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波数重み付け特性 例:LAF |
A,C,Z 特性 | A,C,Z, G特性(超低周波機能有効時) |
A,C,Z 特性 | ||
測定項目 | Lp, Leq, LE, Lmax, Lmin Lpeak, LN (L5, L10, L50, L90, L95, Lhigh, Llow, Lave.任意の2個のLN値) |
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サンプリング間隔 | 15.6μs(Lp, LE, Lmax, Lmin Lpeak)、100ms(LN) | ||||
測定時間 | 例:毎正時10分の繰り返し計測で24時間測定する場合、 M.T:10 min, P.T:1h, T.T:24h となる | ||||
測定時間 | 計測時間(M.T) | 手動(OFF)、任意設定 0.1~199 hour 59 min 59.9 sec まで 分解能:0.1 sec | |||
周期時間(P.T) | 1 min~24 hour まで 分解能:1 min | ||||
全測定時間(T.T) | 0.1 sec~999 hour 59 min 59.9 sec まで 分解能:0.1 sec | ||||
例:毎正時10分の繰り返し計測で24時間測定する場合、 M.T:10 min, P.T:1h, T.T:24h となる | |||||
スタート種類(スタートモード) | マニュアルスタート、タイマースタート、カウントダウンスタート、レベルスタート | ||||
表示機能 表示器 | カラーバックライト付き 4.3 インチ液晶表示器(タッチパネル対応) | ||||
表示機能 | 表示器 | カラーバックライト付き 4.3 インチ液晶表示器(タッチパネル対応) | |||
ディジタル表示 | 4 桁/分解能 0.1 dB /表示周期 1 s | ||||
バーインジケータ | ワイドレンジ:表示範囲 100 dB/ノーマルレンジ:表示範囲 70 dB | ||||
電池残量表示 | 4段階表示 | ||||
オペレート モード |
(オンライン) モード |
標準:SLM-Single、Dual、Quad、Filter1/1、RTA1/1 | |||
オプション:Filter1/3(LA-0702)、RTA1/3(LA-0702)、FFT(LA-0703)、LSIM(LA-0707) | |||||
SQE 定常音(LA-0708A) | – | ||||
オフラインモード (LA-0704 必要) |
標準:SLM-Single、Dual、Quad、Filter1/1、RTA1/1 | ||||
オプション:Filter1/3(LA-0702)、RTA1/3(LA-0702)、FFT(LA-0703) | |||||
重ね書き表示 (Overlay) |
重ね書き 表示 | 標準:RTA1/1 オプション:RTA1/3(LA-0702) | |||
暗騒音補正 表示 | 標準:RTA1/1 オプション:RTA1/3(LA-0702) | ||||
メモリ機能 | メモリモード | MANUAL(CSVファイル)、AUTO(瞬時値、演算値、CSVファイル)……標準機能 LOGGING(瞬時値 10 ms or 100 ms、CSVファイル)…………………標準機能 RECORD(WAVEファイル:64 kHzサンプリング)……………………LA-0704必要 |
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パネルコンディ ションメモリ |
内蔵メモリ および SD/SDHCカード (内部メモリ: 任意書換え 5個、EZコンディション5個、電源OFF時のコンディション1個) (SD/SDHC: 個数は、SD/SDHCカード容量による) |
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簡易測定モード | 5モード (EZ1:LAeq+LCpeak、EZ2:Record、EZ3:Logging 100 ms、EZ4:NC、EZ5) |
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時計機能 | 内蔵(年/月/日/および時:分) 連続動作時間:約1年(充電時間:完全放電状態から24時間) |
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校正履歴機能 | 内蔵メモリ(保存点数:約100点) 内容(校正値、調整用VR位置、使用した音響校正器/内部基準信号、校正日時) |
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レジューム機能 | 内蔵メモリに測定コンディションを保存 | ||||
SD/SDHCカード:SDHCカード 32 GBまで使用可能 | |||||
校正 | 基準信号 (外部機器 接続時のための出力) |
内部発信器による電気的校正(1 kHz 正弦波) ノーマルレンジ:フルスケールの-6 dB、ワイドレンジ時フルスケールの-16 dB |
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推奨校正器 | SC-2500 | SC-3120,C-2500 | SC-3120,C-2500,SC-2120A | ||
出力/入力 | Phone 出力 (ヘッドホン出力) |
実音、または収録音(再生音) 1/1オクターブFilter(標準機能), 1/3オクターブFilterモード(オプション:LA-0702)使用時は、 選択された1バンドの実音、または収録音(再生音)。 レベルシミュレータ(LSIM:LA-0707)の「UD」選択時はレベル編集音、 「AP」選択時は実音 最大出力:0.03 mW( 63 Ω:1 kHzにて)、コネクタ:ステレオφ3.5 |
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AC出力 | A/C/Zのいずれかを画面(Main)に連動して出力 | ||||
AC 出力レベル | 出力レベル:0.707 Vrms±5 %(ノーマルレンジ)、2.236 Vrms±5 %(ワイドレンジ) レンジフルスケール入力,1 MΩ 負荷時 歪率(レンジフルスケール):0.2 %以下、 負荷抵抗 :10 kΩ以上、 オフセット電圧 :±30 mV以内、 出力インピーダンス :50 Ω±2 % |
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AC/DC 出力 | DC, AC-Z, Through の切り替え | ||||
DC出力レベル | 2.5 V±20 mV(ノーマルレンジ、ワイドレンジ)レンジフルスケール入力,1 MΩ 負荷時 スケールファクター :0.25 V±10 mV/10 dB、 負荷抵抗 :10 kΩ以上、 出力インピーダンス :50 Ω±2 % |
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AC-Z出力レベル | 出力レベル:0.707 Vrms 5 % (ノーマルレンジ)、2.236 Vrms±5 % (ワイドレンジ) レンジフルスケール入力,1 MΩ 負荷時、 歪率(レンジフルスケール):0.2 %以下、 負荷抵抗 :10 kΩ以上、 オフセット電圧 :±30 mV以内 出力インピーダンス :50 Ω±2 % |
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Through 出力レベル |
0.707 Vrms± 5 %(ノーマルレンジ、ワイドレンジ)フルスケール入力,1 MΩ 負荷時 歪率 :0.2 %以内出力 |
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外部コントロール入力 | 動作 :リセットしてスタート コントロール電圧 :無電圧接点入力 入力パルス幅 :200 ms以上 絶対最大入力電圧 :24.0 V |
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レベル判定出力 (LA-0705) |
動作 :リセットしてスタート コントロール電圧 :無電圧接点入力 入力パルス幅 :200 ms以上 絶対最大入力電圧 :24.0 V |
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レベル判定 比較対象 |
SLMモード (Main:Lp)、Filter 1/1,1/3(Main(BP):Lp)、 RTA1/1,1/3(AP1:Lp)、FFT(OVERALL:Instant) |
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インター フェイス |
RS-232C | 転送速度:9600,115200 bps、Multi I/Oケーブル(別売) | |||
USB | Ver2.0:USBハイスピード準拠、 USB 接続用ケーブル:USB(A)オス-マイクロUSB (B) オス(別売) 機能:コマンド制御、もしくは マスストレージ |
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外部メモリ | SD/SDHCメモリカード、最大容量 SDHC 32 GB | ||||
電源 | ・単3形( アルカリ乾電池またはNi-MH二次電池)4本 ・USBバスパワー(動作入力電圧範囲:DC 4.75~5.25 V) ・ACアダプタ(PB-7090 消費電力 AC100 V時、約7 VA) |
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外部電源動作機能 | ACアダプタからの電源供給と連動して本体の電源操作を行う機能。(外部電源起動モードは、電池では動作しない設定です) 電池ボックス内のスイッチで切り替えが可能(標準機能) | ||||
防風スクリーン補正機能 | 防風スクリーン「防風スクリーン(φ70)/全天候防風スクリーン(LA-0207A)」の影響を補正する機能。(LA-7700は、全天候防風スクリーンには対応していません) | ||||
電池寿命(連続使用) | アルカリ乾電池LR6:約12時間 Ni-MH二次電池:約12時間 | ||||
使用(保存)温度範囲 | −10 ~ 50 ºC (−20 ~ 60 ºC) | ||||
使用(保存)湿度範囲 | 20 % ~ 90 % RH (10 ~ 90 % RH))ただし結露のないこと | ||||
寸法 | 約 90 mm (W)×279 mm (H)×42 mm (D) | ||||
質量 | 約 540 g(電池含む) | ||||
付属品 | AC アダプタ(PB-7090)、信号ケーブル(AX-501)、防風スクリーン(φ70 mm)、ハンドストラップ、単3形アルカリ乾電池4本、キャリングケース(ショルダーベルト含む)、SDHCメモリカード(4G)、取扱説明書(CD版)、 セットアップガイド |
注釈
※ 上記仕様には注釈がございますが、ページ作成の都合上省いております。
※ このページに記載されている製品・仕様・価格は改良等のため予告無く変更、あるいは製品製造を中止する事があります。ご購入に際しましては販売価格も含め最新情報を弊社営業よりご確認下さい。
製品登録年月
2021-01
産業種別
- 設備管理
- 環境測定
- 鉱業・採石
- 食品
- 飲料
- 繊維
- 紙・パルプ
- 化学製品
- 石油製品
- プラ製品
- ゴム製品
- 製薬・医薬品
- 金属製品
- 機械
- 電子・デバイス
- 電気機械
- 電気製品
- 自動車
- 鉄道・貨物
- 測定・計測
測定項目または機能
- オクターブ分析
- 騒音
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