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フロア型超遠心機　Optima XPN / XE

エコロジーを追及した斬新なハードウエアとイージーアクセスデザインを実現した、次世代のフロア型超遠心機です。進化した頭脳 eXpertソフトウエアとネットワーク性を兼ね備えたプレミアモデル Optima XPNシリーズ、シンプルながら充実した機能を持ちローコストを実現したベーシックモデル Optima XEシリーズの全5機種を取り揃えています。ライフサイエンス分野でのタンパク質、遺伝子、細胞内小器官やウィルスの精製だけでなく、微細粒子沈降などのナノテクノロジー分野での研究も強力にサポートします。基礎研究から品質管理、生産ライン用途まで幅広いニーズにお応えできる Optima Xシリーズラインアップです。

メーカー

：ベックマン・コールター/BECKMAN COULTER

特長

Optima XPN / XEシリーズ全機種共通特長
イージーアクセスデザイン 15インチ大型LCDタッチスクリーンを採用し、簡単に操作できます。タッチスクリーンモニタは垂直・水平方向に最大45°まで可動でき、視認性と操作性をアップしています。ロータ設置スペースを従来よりも広く確保し、サンプルロードがより安心・安全に行えます。人間工学に基づいた、ロータの脱着が簡単なインナーカーブ式（内曲式）フロントパネルは、重いロータをセットする際の身体的な負担を軽減します。

ユーザフレンドリーデザイン日本語を含む9か国語対応（日本語、英語、中国語、韓国語、イタリア語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、ロシア語）、完全日本語ヘルプ機能搭載で、マニュアルがなくてもパネル上で問題解決します。ロータカタログ、チューブカタログ標準搭載でロータごとのチューブリストが表示されます。選択したチューブの設定可能最高回転数を自動判定して、ロータの回転数設定ミスによるチューブ破損をなくします。画面のヘッダーの色で設定画面（青色）、遠心中および停止中（緑色）、警告メッセージ（黄色）、エラーメッセージ（赤色）といった、本体の状況が一目でわかるステータスディスプレイ機能を採用しています。

クラス最静音、最少電力消費を実現したエコロジーデザイン	回生ブレーキシステムにより、アイドリング時の消費電力を従来製品Optima L-100Kに比べ23%、Optima L-100XPでは56%もカットすることに成功しました。
Quiet-drive Technologyによる51 dBA以下の最静音設計遠心中のドライブの共振を極力抑えたドライブを開発することにより、騒音を低減化して51 dBA以下というクラス最静音の運転音を実現。回生ブレーキシステムを採用し、電力消費を抑制減速中の熱エネルギーを電気エネルギーに変換することによりエネルギーを回生し、遠心中の消費電力を抑制。アイドリング時消費電力 60W以下を実現（従来比最大56%カット） CFC等の冷媒ガス一切不使用で環境に配慮。水分除去システム付きの真空ポンプにより常にポンプ内オイルの水分を除去。メンテナンスの手間を軽減。線間電圧ハンドリングシステム搭載 180～264 VACの自動電圧切換システムを搭載していますので、どんな電圧状況にも対応可能。

サンプル秤量合わせ不要! 目分量でO.K. インバランス・トレラント・ドライブシステムにより、対角位置のサンプル量の差を5 mLもしくは10%まで許容するため、バランス調整は目分量でOKです。

長寿命設計の真空内置型駆動部駆動部がチャンバーと同一の真空系内にあるので、真空シール部のない長寿命設計です。完全10年保証で安心してお使いいただけます。	2つのオーバースピード防止機能で安全安心の追求ダイナミック・ロータ・イナーシャチェック（DRIC）遠心中のロータ回転エネルギーを算出することでロータを認識。回転数の設定が正しいかチェックし、適正な回転数に修正します。光センサオーバースピードディスクオーバースピードディスクを光学的に読み取ることで、ロータの許容最高回転数をチェックし、回転数を制御します。さらに、スピンドルの回転を磁気センサによりモニタリングする磁気センサ回転モニタ機能も有しています。

バイオハザード対策にも最適 HEPAフィルタを標準装備したBiosafeシステムタイプをご用意しています。リモートコントロールシステムによって遠隔操作できます（XPN シリーズ）。

安心の追求安心のロータ完全5年保証保証期間内であれば使用時間・使用回数の制限がなく、コストセーブに貢献します。独立した２系統の温度センサ（ラジオメータ&サーミスタ）で、チャンバー内のロータ温度を確実にモニタリングします。万一、遠心中に１系統が故障した場合でも、もう1系統がモニタリングを続け、安全に遠心を終了します。線間電圧ハンドリングで突然の停電にも対応突然の停電時や85 VAC以下の低電力状況になった時、ロータは急速に停止をせず、ブレーキなしの惰性で回転を継続します。そのため、復電時には停止させるか、運転を継続させるか判断することができます。

Optima XPN シリーズ
システムのマネジメント機能を進化させた、クラス最高性能のプレミアモデルの超遠心機シリーズです。シミュレーションソフトウエア eXpertを標準搭載し、操作性面ではPCからだけでなく、業界初のモバイルデバイスによるリモートモニタリング・コントロールを実現。セキュリティマネジメント、ドキュメントトレーサビリティを兼ね備えています。
業界初！ワイヤレスリモートモニタリング＆コントロール標準搭載 LANポート搭載によりネットワーク環境を実現シリアルナンバーによるロータ履歴＆運転履歴管理ユーザIDパスワード管理による3階層アクセス設定運転状況リアルタイムプロット機能パワーアップしたeXpertシミュレーション機能 e-mailアラート機能

	充実したネットワークマネジメント EthernetによるPC接続やLAN環境へのアクセスにより、データ管理が格段に楽になります。本体設置場所から離れた居室で遠心状況をモニタリングすることにより、バイオハザード対策、時間と労力のセーブにもつながります。 PCまたはモバイルデバイスから遠隔モニタリング＆コントロール可能（モバイルデバイスに専用アプリケーションであるMobileFuge*をインストールする必要があります）ユーザのLAN環境に接続すると、運転履歴などのデータをネットワーク内の任意のドライブにエクスポートすることが可能になり、ネットワーク上のプリンタにデータを印刷することもできます。運転中の機器異常発生時には、登録したe-mailアドレスでアラートを受信することもできます。 USBメモリへ直接データをエクスポートすることも可能です。

運転履歴・ロータ履歴・診断履歴の自動記録とエクスポート運転のあらゆる履歴を自動記録し、USBまたはEthernetを介したLAN接続の記録媒体（USBメモリやドライブ）、プリンタへエクスポート可能です。ログブックで管理する必要がなく、管理者の業務の効率化になります。シリアルナンバーによるロータ使用履歴システムログとして、システムの設定変更をすべて記録運転履歴、診断履歴、運転状況リアルタイムプロットステップユーザプログラム、ユーザガイドのエクスポート XMLおよびCSVファイルとしてエクスポート Microsoft Excelなどのスプレッドシートで閲覧可能

	パスワードとセキュリティレベル設定でデータを完全保護 3階層のセキュリティレベルを設定することにより、複数のユーザが使用するラボや GMP基準遵守を要求されるラボなどに有用です。アドミニストレータ、スーパーユーザ、オペレータの3階層レベルを設定可能 50人までのユーザID、パスワードを設定可能電子記録・電子署名要求に対応

運転状況リアルタイムプロット機能

運転中の温度、回転数をリアルタイムにグラフプロットし可視化します。確実な遠心分離を記録できます。
プロットしたグラフもすべて本体に記録していますので、運転履歴からデータの呼び出しが可能です。

便利な機能

運転開始日時、終了日時を指定できるディレイスタート機能
チューブの化学薬品耐性表搭載
ワンタッチRPM / RCF切替機能、ω2t表示
ロータカタログ、チューブカタログを標準搭載し、選択したチューブの最高回転数を自動認識
遠心ごとに遠心前および遠心後のコメント入力可能
プログラム、遠心履歴、自己診断をすべて同時にUSBメモリに保存可能
ステッププログラムのインポート機能
遠心履歴はユーザ、日付で絞り込むことが可能

遠心シミュレーションソフトウエア“eXpert”

eXpertソフトウエアではESP（Efficient Sedimentation Program）機能により、プラスミドDNA、RNA、タンパク質、ウィルスなど、さまざまなサンプルを密度勾配遠心法で遠心する際の条件をシミュレーションや計算をすることができます。


ショ糖密度勾配遠心シミュレーション表示密度勾配遠心条件作成	ペレッティングシミュレーション表示ロータ置換条件検索	遠心結果または分子量からの沈降係数算出沈降係数からのペレッティング時間算出

サポート

信頼のサポートプログラム

ベックマン・コールターでは、お客様に安心して機器をお使いいただくために、各種プログラムをご用意しています。

GMP、GLP、ISO9000ガイドライン対応の適格性確認プログラム
IQ（据付時適格性確認）と、OQ（稼働性能適格性確認）の両プログラムをご用意しています。
保守サービスプログラム
下記の各種保守サービスをご用意しています。
１）オールインプラン、２）プロテクトプラン、３）シンプルプラン、４）ベーシックプラン、5）延長保証
FRIPプログラム（Field Rotor Inspection Program）
トレーニングを受けたフィールドサービスエンジニアによるロータ点検プログラムを随時行っています。ご使用の古いロータを点検し、安全に使用できるか報告いたします。
ロータセミナー（遠心機ロータの安全な取扱講習会）
ロータ、チューブの正しい使用法および、日常のメンテナンスについての講習会を、ご希望に応じて随時開催いたします。

お客様サポートWebサイト

ベックマン・コールターでは、お客様の研究を効率よくサポートするために、充実したWebサイトを提供しています。

Run Time Conversion
文献に掲載された遠心条件を、研究室にある他のロータの遠心条件に換算します。
Rotor Calculation
ロータを選択すると、仕様が表示されます。回転数から遠心力を算出、また遠心力から回転数を算出することもできます。

独自チューブ、アクセサリ＆ロータ
ユニークなチューブとアクセサリ
OptiSeal チューブ指で軽くプラグ（栓）を押し込むだけでサンプルを完全密封。特別なツールは不要です。		OptiSealチューブ用ラックプラグ（栓）の取り外し、サンプルの回収にも便利なOptiSealチューブ専用です。

QuickSeal チューブ熱溶着タイプのバイオコンテインメントチューブです。	QuickSealチューブ用ラック直径8～38 mmの7種類のチューブに対応します	コードレスチューブトッパーシーリングキット QuickSealチューブの先端部をヒートシールし、完全密封します。

上記はチューブ・アクセサリの一例です。他にもさまざまなチューブやアクセサリのご用意があります。

信頼のロータ

ベックマン・コールター社製フロア型超遠心機用ロータすべてをご使用いただけます*

* すでに販売終了しているロータについては、Optima Xシリーズではロータの登録や履歴管理はできません。

ロータ	最高回転数（rpm）	最大遠心力（xg）	κファクタ	チューブサイズ (φ× 長さ：mm)	容量 (本数 × mL）
固定角ロータ
Type 100 Ti	100,000	802,000	15	13×64	8×6.5
Type 90 Ti	90,000	694,000	25	16×76	8×13.5
Type 70 Ti	70,000	694,000	44	25×89	8×39
Type 70.1 Ti	70,000	504,000	36	16×76	12×13.5
Type 50.2 Ti	50,000	450,000	69	25×89	12×39
Type 50.4 Ti	50,000	302,000	33	13×64	44×6.5
Type 45 Ti	45,000	312,000	133	38×102	6×94
Type 42.2 Ti	42,000	235,000	9	7×20	72×0.23
Type 25	25,000	223,000	62	8×51	100×1
Type 19	19,000	53,900	951	60×120	6×250
スウィングロータ
SW 60 Ti	60,000	485,000	45	11×60	6×4
SW 55 Ti	55,000	368,000	48	13×51	6×5
SW 41 Ti	41,000	288,000	124	14×89	6×13.2
SW 40 Ti	40,000	285,000	137	14×95	6×14
SW 32 Ti	32,000	175,000	204	25×89	6×38.5
SW 32.1 Ti	32,000	187,000	228	16×102	6×17
SW 28	28,000	141,000	246	25×89	6×38.5
SW 28.1	28,000	150,000	276	16×102	6×17
垂直ロータ
VTi 90	90,000	645,000	6	13×51	8×5.1
VTi 65.1	65,000	402,000	13	16×76	8×13.5
VTi 65.2	65,000	416,000	10	13×51	16×5.1
VTi 50	50,000	242,000	36	25×89	8×39
近垂直ロータ
NVT 100	100,000	750,000	8	13×51	8×5.1
NVT 90	90,000	645,000	10	13×51	8×5.1
NVT 65	65,000	402,000	21	16×76	8×13.5
NVT 65.2	65,000	416,000	15	13×51	16×5.1

ロータ	最高回転数（rpm）	最大遠心力（xg）	最大流量（ｍL）	最大ロータ容量（ｍL）	ロータ半径（cm)
ゾーナルロータ
Ti-15	32,000	102,000	50-200	1,675	7.5

ロータ	最高回転数（rpm）	最大遠心力（xg）	最大流量（ｍL）	最大ロータ容量（ｍL）	κファクタ
連続処理ロータ
CF-32 Ti	32,000	102,000	9	430	42

ロータ画像

トップローディング式スウィングロータ

ミスフックなしで簡単＆安全
バケットのみを本体から取り外せるので再拡散リスクを低減します。
ツイストロック式バケットキャップを１/4回転するだけでロック完了
従来型のSW 28と比べて遠心力が２０％アップ
ロータヘッドはSW 32.1 Tiと共通。バケットを換えてSW 32.1 Tiとして使用できます。

特殊ロータ　

連続処理ロータ CF-32 Ti

サンプルを高速回転したロータに連続的にロードすることによって、サンプルに含まれる成分をロータ壁にペレットとして回収できます。サンプルから不純物を除く目的としても使用できます。

ゾーナルロータ Ti-15

回転しながら溶液の密度勾配を形成させ（ショ糖など）、ロータの中心部よりサンプルを注入して密度勾配遠心分離します。分離後高密度溶液をロータ壁側より注入して、目的物のフラクションを中心より回収します。

仕様

名称	Optima XPNシリーズ			Optima XEシリーズ
型式	XPN-100	XPN-90	XPN-80	XE-100	XE-90
製品番号（標準システム）	A94469	A94468	A95765	A94516	A94471
製品番号（Biosafeシステム）	B10048	B10047	B10046	B10045	B10044
最高回転数（rpm）	100,000	90,000	80,000	100,000	90,000
最大遠心力（xg）	802,000	694,000	548,300	802,000	694,000
オーバースピード防止機能	ダイナミック・ロータ・イナーシャチェック（DRIC）、光センサオーバースピードディスク
ディスプレイ	15インチフルカラーLCDタッチスクリーン
チャンバー・駆動部冷却方式	電子式加熱冷却方式（完全CFCフリー）・空冷
駆動部保証	完全10年保証
インバランス許容範囲	5 ｍLまたは10%のいずれか大きな数値
ロータ互換性	ベックマン・コールター社製　フロア型超遠心機用ロータすべて使用可能
回転制御精度	±2 rpm（1,000 rpm以上の回転において）
温度設定範囲	0 ～ 40℃　1℃きざみ
温度制御精度・温度表示	±0.5℃（全設定温度範囲において）・0.1℃毎
真空レベル	５ μmHg未満（0.7 Pa)
ロータ　加速 / 減速	10種類 / 11種類
オペレーションソフトウエア	Windows OSベース
インタフェース	USB 3個、Ethernet 1個			USB 3個
発熱量	3400 Btu/hr（1.0 ｋW）
アイドル時消費電力	60 W以下(当社比最大56%低減）
運転音	＜ 51ｄBA
設置環境	10 ～ 35℃、80%以下
電源	200-240 V、30 A、 50/60 Hz
寸法・重量	940（W） × 681（D） × 1,257（H）mm、485 kg
ソフトウエア
ロータカタログ	○			○
チューブカタログ	○			○
日本語ヘルプ機能（エクスポート機能含む）	○			○
RPM、RCF、ω2t表示	○			○
チューブ最高回転数自動認識	○			○
自己診断履歴エクスポート機能	10,000メッセージ			10,000メッセージ
運転履歴管理	5,200件以上			×
ディレイスタート	○			×
化学薬品耐性表	○			×
シリアルによるロータ管理	○			×
リモートコントロール &モニタリング機能	○			×
ユーザID、パスワード設定	50人			×
三階層アクセス権限設定	○			×
電子署名、電子記録対応	○			×
運転履歴（本体・ロータ）エクスポート	○			×
ステップユーザプログラム	30ステップまでのプログラム1,000個			×
運転状況リアルタイムプロット機能（回転数/温度）	○			×
eXpertシミュレーションソフトウエア	○			×

注釈
このページに記載されている製品・仕様・価格は改良等のため予告無く変更、あるいは製品製造を中止する事があります。ご購入に際しましては販売価格も含め改めて最新情報を弊社営業よりご確認下さい。

製品登録年月

2022-09

産業種別

航空・宇宙開発
新エネルギー
食品
飲料
化学製品
石油製品
プラ製品
ゴム製品
製薬・医薬品

測定項目または機能

遠心分離

ダウンロード(カタログ・資料)

カタログ：フロア型超遠心機 Optima X シリーズ(ベックマン・コールター/BECKMAN COULTER)

製品に関するお問い合せ、お見積のご依頼は
最寄の営業所までお願い致します。

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Optima XPN / XEシリーズ全機種共通特長
イージーアクセスデザイン 15インチ大型LCDタッチスクリーンを採用し、簡単に操作できます。タッチスクリーンモニタは垂直・水平方向に最大45°まで可動でき、視認性と操作性をアップしています。ロータ設置スペースを従来よりも広く確保し、サンプルロードがより安心・安全に行えます。人間工学に基づいた、ロータの脱着が簡単なインナーカーブ式（内曲式）フロントパネルは、重いロータをセットする際の身体的な負担を軽減します。

ユーザフレンドリーデザイン日本語を含む9か国語対応（日本語、英語、中国語、韓国語、イタリア語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、ロシア語）、完全日本語ヘルプ機能搭載で、マニュアルがなくてもパネル上で問題解決します。ロータカタログ、チューブカタログ標準搭載でロータごとのチューブリストが表示されます。選択したチューブの設定可能最高回転数を自動判定して、ロータの回転数設定ミスによるチューブ破損をなくします。画面のヘッダーの色で設定画面（青色）、遠心中および停止中（緑色）、警告メッセージ（黄色）、エラーメッセージ（赤色）といった、本体の状況が一目でわかるステータスディスプレイ機能を採用しています。

クラス最静音、最少電力消費を実現したエコロジーデザイン	回生ブレーキシステムにより、アイドリング時の消費電力を従来製品Optima L-100Kに比べ23%、Optima L-100XPでは56%もカットすることに成功しました。
Quiet-drive Technologyによる51 dBA以下の最静音設計遠心中のドライブの共振を極力抑えたドライブを開発することにより、騒音を低減化して51 dBA以下というクラス最静音の運転音を実現。回生ブレーキシステムを採用し、電力消費を抑制減速中の熱エネルギーを電気エネルギーに変換することによりエネルギーを回生し、遠心中の消費電力を抑制。アイドリング時消費電力 60W以下を実現（従来比最大56%カット） CFC等の冷媒ガス一切不使用で環境に配慮。水分除去システム付きの真空ポンプにより常にポンプ内オイルの水分を除去。メンテナンスの手間を軽減。線間電圧ハンドリングシステム搭載 180～264 VACの自動電圧切換システムを搭載していますので、どんな電圧状況にも対応可能。

サンプル秤量合わせ不要! 目分量でO.K. インバランス・トレラント・ドライブシステムにより、対角位置のサンプル量の差を5 mLもしくは10%まで許容するため、バランス調整は目分量でOKです。

長寿命設計の真空内置型駆動部駆動部がチャンバーと同一の真空系内にあるので、真空シール部のない長寿命設計です。完全10年保証で安心してお使いいただけます。	2つのオーバースピード防止機能で安全安心の追求ダイナミック・ロータ・イナーシャチェック（DRIC）遠心中のロータ回転エネルギーを算出することでロータを認識。回転数の設定が正しいかチェックし、適正な回転数に修正します。光センサオーバースピードディスクオーバースピードディスクを光学的に読み取ることで、ロータの許容最高回転数をチェックし、回転数を制御します。さらに、スピンドルの回転を磁気センサによりモニタリングする磁気センサ回転モニタ機能も有しています。

バイオハザード対策にも最適 HEPAフィルタを標準装備したBiosafeシステムタイプをご用意しています。リモートコントロールシステムによって遠隔操作できます（XPN シリーズ）。

安心の追求安心のロータ完全5年保証保証期間内であれば使用時間・使用回数の制限がなく、コストセーブに貢献します。独立した２系統の温度センサ（ラジオメータ&サーミスタ）で、チャンバー内のロータ温度を確実にモニタリングします。万一、遠心中に１系統が故障した場合でも、もう1系統がモニタリングを続け、安全に遠心を終了します。線間電圧ハンドリングで突然の停電にも対応突然の停電時や85 VAC以下の低電力状況になった時、ロータは急速に停止をせず、ブレーキなしの惰性で回転を継続します。そのため、復電時には停止させるか、運転を継続させるか判断することができます。

Optima XPN シリーズ
システムのマネジメント機能を進化させた、クラス最高性能のプレミアモデルの超遠心機シリーズです。シミュレーションソフトウエア eXpertを標準搭載し、操作性面ではPCからだけでなく、業界初のモバイルデバイスによるリモートモニタリング・コントロールを実現。セキュリティマネジメント、ドキュメントトレーサビリティを兼ね備えています。
業界初！ワイヤレスリモートモニタリング＆コントロール標準搭載 LANポート搭載によりネットワーク環境を実現シリアルナンバーによるロータ履歴＆運転履歴管理ユーザIDパスワード管理による3階層アクセス設定運転状況リアルタイムプロット機能パワーアップしたeXpertシミュレーション機能 e-mailアラート機能

	充実したネットワークマネジメント EthernetによるPC接続やLAN環境へのアクセスにより、データ管理が格段に楽になります。本体設置場所から離れた居室で遠心状況をモニタリングすることにより、バイオハザード対策、時間と労力のセーブにもつながります。 PCまたはモバイルデバイスから遠隔モニタリング＆コントロール可能（モバイルデバイスに専用アプリケーションであるMobileFuge*をインストールする必要があります）ユーザのLAN環境に接続すると、運転履歴などのデータをネットワーク内の任意のドライブにエクスポートすることが可能になり、ネットワーク上のプリンタにデータを印刷することもできます。運転中の機器異常発生時には、登録したe-mailアドレスでアラートを受信することもできます。 USBメモリへ直接データをエクスポートすることも可能です。

運転履歴・ロータ履歴・診断履歴の自動記録とエクスポート運転のあらゆる履歴を自動記録し、USBまたはEthernetを介したLAN接続の記録媒体（USBメモリやドライブ）、プリンタへエクスポート可能です。ログブックで管理する必要がなく、管理者の業務の効率化になります。シリアルナンバーによるロータ使用履歴システムログとして、システムの設定変更をすべて記録運転履歴、診断履歴、運転状況リアルタイムプロットステップユーザプログラム、ユーザガイドのエクスポート XMLおよびCSVファイルとしてエクスポート Microsoft Excelなどのスプレッドシートで閲覧可能

	パスワードとセキュリティレベル設定でデータを完全保護 3階層のセキュリティレベルを設定することにより、複数のユーザが使用するラボや GMP基準遵守を要求されるラボなどに有用です。アドミニストレータ、スーパーユーザ、オペレータの3階層レベルを設定可能 50人までのユーザID、パスワードを設定可能電子記録・電子署名要求に対応

取扱製品 Product

フロア型超遠心機 Optima XPN / XE

Optima XPN / XEシリーズ全機種共通特長

イージーアクセスデザイン

ユーザフレンドリーデザイン

クラス最静音、最少電力消費を実現したエコロジーデザイン

サンプル秤量合わせ不要! 目分量でO.K.

長寿命設計の真空内置型駆動部

2つのオーバースピード防止機能で安全 安心の追求

バイオハザード対策にも最適

安心の追求

Optima XPN シリーズ

充実したネットワークマネジメント

運転履歴・ロータ履歴・診断履歴の自動記録とエクスポート

パスワードとセキュリティレベル設定でデータを完全保護

運転状況リアルタイムプロット機能

便利な機能

遠心シミュレーションソフトウエア“eXpert”

サポート

信頼のサポートプログラム

お客様サポートWebサイト

独自チューブ、アクセサリ＆ロータ

ユニークなチューブとアクセサリ

上記はチューブ・アクセサリの一例です。他にもさまざまなチューブやアクセサリのご用意があります。

信頼のロータ

特殊ロータ

フロア型超遠心機　Optima XPN / XE

2つのオーバースピード防止機能で安全安心の追求

特殊ロータ　