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赤外線サーモグラフィカメラ〈 超高性能ハイエンドモデル 〉
InfReC H9000(Thermo HAWK)

日本アビオニクス

冷却型赤外線検出素子「InSb(インジウムアンチモン)」搭載
クラス最高レベルの超高速撮影が可能

特長

● 冷却型赤外線検出素子による優れた基本性能
InfReC H9000(Thermo HAWK)は、最も高性能な赤外線検出素子の一つである「InSb(インジウムアンチモン)」二次元センサを搭載。短波長帯の赤外線検出感度と応答速度に優れ、一般的な非冷却型赤外線サーモグラフィカメラ(測定波長 8~14µm)では捉えることができない、ハイコントラスト且つ高精細な熱画像を取得することができます。

    • 測定波長:2µm~5.7µm
    • 温度分解能:0.025℃(at 30℃ 画質改善なし)
    • 画素数:640×512画素

● 高速現象を撮影可能なクラス最速のフレームレート
フルフレーム時で205Hz、オプションで355Hzの高速撮影が可能です。さらに、ウィンドウイングにより、最速5000Hzの超高速撮影が可能となります。自動車のタイヤやブレーキディスクなどの回転体の温度変化や、エアバッグ爆発の瞬間などの高速現象を捉えることができます。

    • フルフレーム時:205Hz(640×512画素) オプションで最大355Hz
    • ウィンドウイング時:1000Hz(160×128画素)
    • ライトスキャン時:5000Hz(640×2画素)
    • 最小積分時間:最速1マイクロsec

● ロックイントリガ出力
外部機器制御用の同期信号出力により、撮影フレームと同期を取りながらフラッシュランプなど他の設備を連動させることが可能です。ソーラーパネルの品質検査や、金属の熱ストレス評価など、微小な熱変化を観測する場合に有効です。

● 外部トリガ入力機能
外部機器からのパルス信号入力と同期した計測が可能です。複合材料の接着異常や水の浸入検査など、短時間のパルス状の熱負荷を与えた直後の温度変化を計測する「アクティブ・サーモグラフィ法」や、タイヤなどの回転体の回転数と同期計測を行う場合などで有効です。

● 複数レンジ同時計測機能
最大3レンジの温度計測を同時に行うことが可能です。急速に温度変化する現象や、広いダイナミックレンジを必要とする測定で、レンジ切り替えせずに広い温度範囲をリアルタイムに計測することが可能です。

主な仕様

機能 H9000
検出器 InSb(インジウムアンチモン)二次元センサ
測定波長 2~5.7µm
測定温度範囲 -10℃~1200℃(オプション:2000℃レンジ)
温度分解能 0.025℃ at 30℃
温度精度 ±2℃ (測定レンジ 100℃ 以下) ※1
レンジフルスケールの±2%(測定レンジ 100℃ 以上 )
検出器画素数 640(H)× 512(V)画素
測定視野角 21°(H)× 17°(V)(標準レンズ搭載時)
空間分解能 0.6mrad(標準レンズ搭載時)
測定距離範囲 30cm~∞ (標準レンズ搭載時)
フレームレート 205Hz(フルフレーム)、570Hz(320×256)、※2
1000Hz(160×128)、5000Hz(640×2)
外形寸法 約244mm(H)×120mm(W)×160mm(D) (突起部、レンズ、グリップ含まず)
質量 3.3kg (Typ. レンズ含まず)

※1 環境温度:10~40℃において
※2 最大フレームレートは積分時間に依存、オプション:355Hz(フルフレーム)

メーカー製品URL:
https://www.avio.co.jp/products/infrared/lineup/ir-thermo/h9000/

情報提供元: 日本アビオニクス株式会社

・本ページに記載されている内容は抜粋情報となっております。詳細はメーカーHP、製品カタログ等をご参照ください。
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