「取りたいタイミング」で「取りたいデータ」を取得

トリガ機能

トリガ機能を使用することにより、様々な計測シーンで「取りたいタイミング」のデータを収録できます。

• 温度：条件が成立した場合に収録を開始します。収録時間、フレーム保存枚数の設定が可能です。
• 時間：条件が成立した場合に収録を開始します。収録時間、フレーム保存枚数の設定が可能です。
• 手動：画面ボタンを押すことで、収録を開始します。
• 外部信号：サーモグラフィ本体に入力される外部信号で収録を開始します。設備と連動した自動測定が可能です。

プリトリガ機能

収録開始（トリガ）直前のデータを含めて収録可能です。 トリガ入力直前の温度データも含めて収録できるため、温度変化（挙動）全体を効率よく測定できます。

充実した収録機能

フレキシブルな収録条件を設定して、「取りたいデータ」を収録することができます

• 繰り返し収録
  トリガ機能と組合せることで、同じ条件での収録を繰返します。短時間の収録を定期的に自動で繰り返すことが可能です。
  
• STEP収録
  異なるいくつかの測定条件で連続測定します。長時間収録において、起動直後（急変動）の測定条件と一定時間経過後（定常状態）の測定条件を変更して測定できます。必要な分だけデータを取得するので、解析の効率も上がります。
  
• 分割収録
  1ファイル容量を任意で設定して収録します。長時間の計測や、高速サンプリングで大容量になるデータを分割しながら収録することができ、データ検証やファイル管理を効率化します。

徹底的にこだわった解析機能

合成表示

機器で収録した熱画像と可視画像の合成画像を表示することが可能です。多くの部品が実装されている基板等での発熱箇所の特定が容易です。

任意場所の数値表示しながらのリアルタイム＆再生表示も可能です。(動画)

＊動画閲覧終了後に出てくる内容はこのページとは関係ありません

画面比較

異なる画像を最大４つまで同時に表示することが可能です。過去データ、異なる条件等の比較を容易に行えます。

補正・フィルタ機能

レンズによって生じる歪み、撮影角度によるゆがみ（台形）をソフト上で補正することが可能です。また、画質改善のための各種フィルタも準備しています。

フィルタ種類：メディアン・スムース・シャープ・くし形フィルタ・ガウスフィルタ・ラプラスフィルタ

差分機能

任意の時間からの変化量を温度差画像として表示することが可能です。反射等の影響を受けずに微小な温度差だけを可視化することができます。

解析・報告書作成をアシストする多彩な出力機能

間引き・カット編集

収録した大容量のデータの不要な部分を、間引き又はカットして出力ができます。
必要なデータのみ出力ができるので、効率よく解析ができます。また、残すデータとしても容量を削減できます。

exe出力

exe出力することにより、ソフトウェアがインストールされていないPCで解析することが可能になります。
（動画は100枚まで）

3D表示、出力

温度勾配を立体的に表示することにより、微小な温度差わかりやすく表示します。
また、動画での3D再生、AVI保存も可能です。

コメント入力

熱画像上にマーカーや矢印、コメントの書き込みができます。