バッテリ評価ソリューション

大容量および高信頼性が要求される電源のエージング試験の課題を解決

はじめに

脱炭素社会・環境配慮を念頭に置いた世界的な動きは、自動車や航空機等など、様々な分野で電動化を加速させています。これらの電動化への開発・試験を支える装置の一つに電源・電子負荷装置があります。

菊水電子工業は、計測と電源の複眼思考をもつエキスパート・カンパニーです。「大容量および高信頼性が要求される電源のエージング試験のアプリケーション」をご紹介します。

 

アプリケーション内容

◇高電圧化が進むEV車載バッテリ
EVの実用性を高めるとともに長距離ドライブを可能にするため、EVの車載バッテリは、従来の300V~400Vだけでなく、800V以上の高電圧化が進んでいます。この市場環境から、充電インフラの整備も進めざるを得ない状況であり、EVの急速充電器も直流1,000V/350A(350kW)規格から、直流1,500V/350A(900kW)規格を制定し、EVの普及および充電インフラの拡充を推し進めようとしています。

◇EV車載バッテリの評価と課題
EV/PHV用電池、小型燃料電池(FC)や家庭用発電/蓄電システムなど、大容量および高信頼性が要求される電源のエージング試験では、高速大容量の電子負荷装置が必要です。
従来、EV車載バッテリの評価は、抵抗負荷、または電子負荷装置を使用していましたが、サイズも大きく設置スペースの問題がありました。また、電力は全て廃熱していたため、空調設備などのランニングコストへの影響もありました。更にスイッチング方式の回生電子負荷装置では、応答速度が遅く意図する電源模擬が出来ませんでした。

◇課題解決へのアプローチ
キクスイなら、高速応答と電力回生を両立させた高速回生電子負荷システム*1がご提案可能です。
最大直流電圧:910V、回生効率:70%以上*2、高速応答:数十µs~数百µs

応答時間(例)
電圧:200V、電流:1A→10A

※一般的な回生電子負荷の応答は数ms程度です。
*1:特許出願中
*2:電力容量 13kW時、負荷条件による

 

この記事のまとめ

バッテリ評価ソリューション.pdf

 

この記事に関する参考資料

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