動的なモータ特性測定

モータ始動から停止までのインバータ出力電力、モータパワー/効率を解析

はじめに

電気自動車(EV)において、モータの高効率は課題の一つです。市街地の低速運転、高速道路の高速運転、加速など多様な動作条件に対応し、かつ航続距離をのばすには電力効率の向上がかかせません。開発者は、モータの始動から停止までの動きの中で、回転数の変化とともに、トルク、モータパワー、モータ効率、インバータ出力電力がどのように変化するかを確認する必要があります。

日置電機は、電気技師に愛される安全性と信頼性に加え、高精度な計測技術による現状把握と分析を提案する企業です。今回は、その中からメモリハイコーダを使った「動的なモータ特性測定」をご紹介します。

 

アプリケーション内容

メモリハイコーダ(MR6000)では、高速波形演算を使用して、測定後にモータパワー、モータ効率、インバータ出力電力を求め、X-Y 表示機能を使用して表示します。 X-Y 表示は、区間を指定して合成できます。モータの始動から停止までの変動波形に対し、任意の場所を選びながらX-Y 表示できます。 4画面のX-Y 表示にも対応しているため、様々な見せ方を選べます。


<主な特長>

- トルクセンサー( ひずみゲージ式変換器) からの信号を、ストレインユニット U8969 で測定します
- モータのエンコーダ出力(A 相など)を、周波数ユニット 8970に接続し、回転数を測定します
- 4 ch アナログユニット U8978 と差動プローブ 9322 の組み合わせで、三相インバータの電圧を測定します。1ユニットで3 ch の測定ができます
- 3ch 電流ユニット U8977 により、弊社高精度電流センサーを直接接続、自動認識させて三相電流を測定します(外付電源は不要です)

<動画 1分08秒>

 

この記事のまとめ

動的モータ特性測定pdf.

 

この記事に関する参考資料

メモリハイコーダ(MR6000)

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