自動車業界が注目!あいち次世代モビリティ・テストラボ
次世代モビリティに挑む全てのみなさまへ
はじめに
モビリティの進化に先駆け、国内最大級の車載用バッテリー特化型テストラボ、「あいちバッテリー認証安全センター」が2025年ついに開設いたしました。EV電池の大型化・高密度化、国際規格の変化に対して、その充実した試験設備とメニューで柔軟に応えます。さらに、最新設備を次々に導入する車載用電装品のテストラボ「豊田試験所」の機能も拡張しました。この二つの施設をまとめ、「あいち次世代モビリティ・テストラボ」と称しまして、中部エリアにおける受託試験サービスの強化を実現しています。ぜひご活用いただけますと幸いです。
施設概要

車載用バッテリー特化型テストラボ「あいちバッテリー安全認証センター」
国連協定規則『UN ECE R100 Rev.3 PartⅡ』や国連勧告輸送試験『UN38.3』は、電気自動車(EV)などの高電圧電源システムに関する安全要件を定めた国際規格です。規格認証必須の国においては、これらの試験を必ずパスしなければなりません。現在、エスペックでは栃木の試験所のみ、こちらの認証を得ている状況ですが、新たに開所した下記「あいちバッテリー安全認証センター」においても同様に認証を得ようとしております。
「あいちバッテリー安全認証センター」の “推し試験” 2トップはこれだ!
第1位 『ドライブインバンカー』
EVバッテリーや車両の火災・爆発を伴う可能性のある試験を安全に行うための“防爆施設”

自動車や大型バッテリーモジュールなどの“実機をそのまま持ち込んで”、火災・爆発・熱暴走試験を安全に実施するための、頑強な耐爆構造を備えた試験施設です。EVバッテリーの熱暴走や外部火源試験など、爆発・破裂・高温火災の発生を前提とした高リスク試験に対応します。コンクリート製の厚い壁と耐爆扉、排煙・ガス処理設備、消火装置などを備え、車両火災や電池爆発が起きても安全を確保できることが最大の特徴です。
\こんな試験をしています!/
【耐火性試験(LPGバーナー)(UN ECE R100 Rev.3 PartⅡ)】
安定した炎が出せる「LPGバーナー式耐火性試験」は国内ではまだなじみがありませんが、設計の試験において安定したフィードバックデータが取れます。
ガソリンとは違い発生する黒煙が少ないため、試験中の視野が確保されました。試験後、サンプルの煤の付着も低減されており、後処理がしやすくなっています!
第2位 『ドライブインチャンバー』
車両や大型機器をそのまま投入可能な、大容量の“恒温恒湿室”

自動車や大型バッテリーを“そのまま持ち込んで”、過電流試験・過充電試験・外部短絡試験など、電気的ストレスを負荷する評価を安全に行うための大型試験室です。温度・湿度など環境条件を再現できる恒温恒湿構造を備えつつ、電池や車載システムの異常動作を誘発する試験が行えるよう、大型装置の設置スペース、電気安全、監視設備を充実させた試験環境となっています。
最新設備が揃う車載用電装品の試験所「豊田試験所」
豊田試験所では、LV124 PartⅡ 28項目から必要な試験をすべて一括でお引き受けするワンストップソリューションの提供をいたしております。LV124とは、車載用機器、部品のグローバルな調達において、標準として広く利用されている、ドイツ自動車メーカーにより作成された規格であり、これに規定された評価試験に対応しています。
「豊田試験所」の “推し設備” 2トップはこれだ!
第1位 『大型浸漬サイクル試験装置』

主に、車両の下回り、外装、電装品などの水が掛かる可能性がある部品、または突発的な水没可能性がある部品が一般的な対象で、高温状態の部品が急に冷たい水にさらされたときの「急冷ストレス(サーマルショック)」による割れ・浸水・機能異常を評価するための試験です。
試験条件:高温さらし⇔0~4℃の水に5min浸漬:10サイクル
関連規格:ISO 16750-4 5.4.3、IEC 60068-2-78

エスペックさんからひとこと!
車載関係はもちろんですが、それ以外のお悩みごとにつきましても、お気軽にエスペックの受託試験サービスにご相談ください。現在ご使用の試験器が突然故障した、試験をしたいが装置のスペックが合致しない、サンプルや試験量が急に増えた、急に技術者が足りなくなってしまった等、様々なお悩みに対応させていただきます。
出典:エスペックHP
この記事に関する参考資料
カタログ : あいち次世代モビリティ・テストラボ(2025年2月版)



