すべてを見せる 最高450万波形/秒の更新速度
業界最高感度のデジタルトリガでわずかな信号も確実に捉えます
はじめに
MXO4シリーズは、数多くの業界初を実現した新世代のオシロスコープです。毎秒450万波形以上という世界最速の更新速度により信号の異常をすばやく発見できるだけでなく、4チャンネル全てに400Mポイントと最大級の標準メモリを搭載しているため、長時間の信号の捕捉を可能にします。また、1mV以下の信号でもトリガをかけることができるデジタルトリガ・システムの搭載により業界最高の感度でイベントを分離できます。皆さまが抱える課題解決のヒントになれば幸いです。
解析の加速を可能にする高度なテクノロジー

開発中の機器で、たまにしか発生しない異常なノイズ信号があるんですが、オシロの画面に全然映ってくれなくて…。 原因特定に時間がかかってしまっているんです。


MXO4シリーズは、世の中の同クラスで唯一、450万波形/秒の波形更新をする実力を持ったオシロスコープです。
ローデ・シュワルツが開発した専用のASICで最適化された信号処理を行うことで実現しました。最大90%までのリアルタイム捕捉・表示が可能です。

ローデ・シュワルツが開発した専用のASICで最適化された信号処理を行うことで実現しました。最大90%までのリアルタイム捕捉・表示が可能です。


1秒間に450万回はすごいですね! これなら発生頻度の低い異常もすばやく発見できそうです。
でも、測定したい信号がとても小さくて、トリガをかけるのが難しいのではと思っているんですが…
でも、測定したい信号がとても小さくて、トリガをかけるのが難しいのではと思っているんですが…

それもご安心ください!MXO4シリーズは「デジタルトリガ・システム」を搭載しているため、他のオシロスコープでは分離できない、垂直軸 0.0001div未満の小さな信号にもトリガをかけることができます。



デジタルトリガ? 通常のトリガ・システムとは何が違うんですか?

一般的なオシロスコープにはアナログ式のトリガが搭載されています。

アナログトリガには「トリガ感度」の限界があり、感度レベルに達しない小さな信号にはトリガをかけることができません。

一方、ローデ・シュワルツが採用しているデジタル式のトリガだと「トリガ感度」を自由に変えることができるため、最高感度にすると1mV以下の微小な信号も確実に捉えることができます。


アナログトリガには「トリガ感度」の限界があり、感度レベルに達しない小さな信号にはトリガをかけることができません。

一方、ローデ・シュワルツが採用しているデジタル式のトリガだと「トリガ感度」を自由に変えることができるため、最高感度にすると1mV以下の微小な信号も確実に捉えることができます。


なるほど… デジタルトリガならより高感度に信号評価ができそうですね。

ノイズが多い信号などに対しては、マニュアルでトリガ感度をあえて広く設定することもできますよ。

必要に応じてコントロールできると、測定の柔軟性が向上するので助かります。
ちなみに、信号を長時間記録してから解析をしたいので大容量の記録が必要なのですが、メモリ容量はどのくらいですか? 追加オプションばかりだと予算が…
ちなみに、信号を長時間記録してから解析をしたいので大容量の記録が必要なのですが、メモリ容量はどのくらいですか? 追加オプションばかりだと予算が…

MXO4シリーズは、1チャンネルあたり400Mポイントという業界最大の大容量メモリを“標準”で搭載しています。
もし、もっと拡張したい!という場合は800Mポイントへアップグレードすることもできますので、後からじっくり解析できますよ。

もし、もっと拡張したい!という場合は800Mポイントへアップグレードすることもできますので、後からじっくり解析できますよ。


それはとてもありがたいです。400Mポイントなら標準のままでも十分足りそうです。
周波数解析機能についてはどうですか? ノイズの原因は周波数解析をしないといけない場合もあるんですが測定器を何台も並べるのはスペースも必要だし非効率だなと思っていて…
周波数解析機能についてはどうですか? ノイズの原因は周波数解析をしないといけない場合もあるんですが測定器を何台も並べるのはスペースも必要だし非効率だなと思っていて…

1秒間に45,000回もの超高速・超高感度な周波数解析(FFT)ができます。
MXO4シリーズはスペクトラム解析を念頭に置いて設計されたということもあり、高速でパワフルな解析機能が強化されているため、オシロスコープなのに“使える”周波数解析ができます。

MXO4シリーズはスペクトラム解析を念頭に置いて設計されたということもあり、高速でパワフルな解析機能が強化されているため、オシロスコープなのに“使える”周波数解析ができます。


それなら測定器を取り換える時間も省けて効率も上がりますね!
MXO4シリーズなら、信号をすばやく捉えられて、デバッグ時間が今までよりも短縮できそうです!
MXO4シリーズなら、信号をすばやく捉えられて、デバッグ時間が今までよりも短縮できそうです!
出典:ローデ・シュワルツ・ジャパン HP
MXO4シリーズを1枚にまとめました
この記事に関する参考資料
データシート : MXO4シリーズ オシロスコープ_Version 13.00
MXO4シリーズの製品詳細ページ
https://www.endokagaku.co.jp/catalog/product/rohde-schwarz_mxo4/
〇 ENDO取り扱い オシロスコープ 一覧は こちら をご覧ください。