ENDOちょっとお邪魔します

インバータの電圧・電流測定のポイント

「真の実効値(True RMS)」形と「平均値整流」形のテスタの使い分け


インバータの一次側の電流・電圧/二次側の電流
:歪んだ波形も正確に測定できる「真の実効値(True RMS)」形のテスタをつかいます。

インバータの二次側の電圧:基本波成分に近い値が取得できる「平均値整流」形のテスタをつかいます。しかし最近ではインバータとモータの能力を最大限に引き出すために、複雑なPWM(パルス幅変調)制御が使われるようになってきています。 その場合、「平均値整流」形の測定値と基本波成分が一致しなくなってきています。ですので、インバータのニ次側の正確な測定には、高調波解析による基本波成分の取得が重要になります。

日置電機株式会社のパワーアナライザPW6001やPW3390であれば、正確な基本波成分の測定ができます。