ENDOちょっとお邪魔します
トレンドのPFAS分析にお悩みではありませんか?
島津グループ / PFAS(PFOS/PFOA/PFHxS) 分析
【はじめに】
島津製作所へのPFAS分析に関するお問い合わせが増加しています。PFAS は、汎用性が高く、幅広い用途で使用されていますが、非常に安定で分解しづらい構造のため、環境中に蓄積しやすく、人体への影響が懸念されています。そのため、アメリカ合衆国の環境保護庁(EPA)や欧州化学品庁(ECHA)などで、近年PFASに関する規制を強化するための取り組みが行われています。
2024年4月にEPAがFinal MCLsを発表しました。これに伴い、Final MCLsに合わせたPFAS成分を、高感度かつ高精度に分析する手法が重要になりました。さらに、2026年4月の施行を目指し、環境庁は水道法の改正を検討しています。これが実現すればPFOSとPFOAが正式な水質基準項目に加わるため、その影響は、水道分野はもちろんの事、化学、食品、半導体と様々な業界で対応を迫られることとなるでしょう。
① Peakintelligence™による効率的なデータ解析ー有機フッ素化合物(PFAS) 分析への応用ー
〈 ユ―ザ―ベネフィット 〉
● 波形処理ソフトウェアPeakintelligenceを用いることで、PFAS分析のデータ解析に要する手間と時間を大幅に削減できます。
● パラメータ設定が不要で、誰が波形処理しても熟練作業者と同程度の結果が得られます。
② LCMS-8060RXを用いた土壌中のPFAS分析における堅牢性評価
〈 ユ―ザ―ベネフィット 〉
● CoreSpray技術の搭載により安定性・頑健性が向上したLCMS RXシリーズは土壌マトリックス中の低濃度PFASを500回連続で測定しても良好な面積値再現性を維持します。
● 土壌マトリックス試料を20回分析ごとに測定したQCサンプルの回収率は全て80 %~120 %と良好な結果を示しました。
③トリプル四重極LC/MS/MSによるEPA533準拠した飲料水中PFASの分析
〈 ユ―ザ―ベネフィット 〉
● LC/MS/MSメソッドパッケージ 飲料水中PFASにはEPA method 533に対応したReady to useのメソッドファイルを含むため、分析条件の検討は不要ですぐに分析に着手可能です。
● LCMS-8060RXを用いることで、添加回収試験においてEPAの基準値の1/4相当の低濃度でも精度よく測定可能です。
島津テクノリサーチにおまかせ!PFASの分析サービス
島津テクノリサーチでは、環境試料だけでなく、血液や食品、製品などに含まれる各種PFAS分析サービスを行っております。PFASに関わる調査・研究のサポートも行っておりますのでお気軽にご相談ください。
【 島津製作所様 ウェビナーのご案内 】
PFAS Webiner 2025
開催日時 : 2025年7月29日(火) 14:00~15:30
出典 : 島津製作所/島津テクノリサーチHP