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微生物迅速検査装置
Rapica

微生物1細胞レベルの検出が可能な非培養迅速法

特長

● ATP生物発光法の原理
全ての生物はATP(アデノシン三リン酸、Adenosine triphosphate)を用いて代謝活動を行うためATPはエネルギー通貨とも呼ばれており、ATPは生物由来の汚染度合いの指標となります。
ATPは酸素存在下で発光基質である D ルシフェリンと酵素であるルシフェラーゼの触媒作用によってオキシルシフェリンが生成され、その際に発光します。
ATP量と発光量が比例関係なので、上記反応による発光を光電子増倍管で検出し、光の強度からATP値へ換算することで、ATP量を求めることが出来ます。

● 操作工程
Rapicaの測定操作は、サンプルをろ過し、測定機に入れるというシンプルな操作です。ろ過工程において、100mLまでサンプルを入れることができる「ろ過容器」と孔径0.4µmのフィルタが付いたサンプルカートリッジを組み合わせます。サンプルを入れ、ろ過装置にセットすると最大12検体まで同時に自動吸引ろ過が可能です。測定工程において、サンプルカートリッジ内のろ過液に様々な試薬を自動的に分注していき、発光量を測定します。
測定機内では、セットしたサンプルカートリッジに内に試薬が自動分注され、約2.5時間後に結果が出力されます。

● 微生物迅速検査装置Rapicaの活用例

    • 工程管理:製造用水(市水、純水、製薬用水)、設備洗浄水の洗浄ご確認、工程中サンプル(ろ過滅菌後の培養液等)
    • 環境モニタリング:水やスワブの表面付着菌、空中浮遊菌
    • 最終製品検査:医薬品や飲料の無菌試験、細胞洗浄液

メーカー製品URL:
https://www.yamato-net.co.jp/product/detail/11959/

情報提供元: ヤマト科学株式会社

・本ページに記載されている内容は抜粋情報となっております。詳細はメーカーHP、製品カタログ等をご参照ください。
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