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IsoVu™絶縁型電流プローブ
TICP025 / 050 / 100

テクトロニクス&フルーク

TICPシリーズ電流プローブを使用して、より正確で動的なシャント電流測定を行います。広帯域、柔軟な範囲、完全なガルバニック絶縁、超低ノイズにより、従来の限界を超えた機能を提供します。これは電源回路のフローティング部分の電流シャントの低ノイズ測定に最適です。

特長

● 電流測定における技術革命
TICP電流プローブは、高性能シャントまたはCVRと組み合わせると、DCから数百MHzまでの測定が可能になります。用途と予算に合わせて3つのモデルからお選びください。(250MHz、500MHz、1GHz)
プローブ・チップとスコープの間の完全なRFアイソレーションにより、グランド・ループが解消され、コモンモード・ノイズが大幅に減少します。
低減衰、50Ωの入力インピーダンス、およびシールド・チップにより、低ノイズ性能が保証されます。

● SiCおよびGaNパワー・コンバータに関する新たな洞察
ワイド・バンドギャップ・デバイスの急速に変化する電流を測定する場合、シャント・プローブはクランプ・オン・プローブよりも高周波数帯域を提供できます。IsoVuアイソレーションにより、グランド・ループが解消され、高電圧回路での測定が可能になり、非常に高いCMRRが実現します。そのため、TICPプローブはハイサイドSiCおよびGaNスイッチングFETでのシャントおよびCVRの電流測定に最適です。

● 低電力設計でナノ秒およびマイクロアンペア単位で負荷電流を測定
IoTおよびモバイル・デバイスで電源管理を最適化するには、低レベルの動的電流を正確に測定することが重要です。TICPプローブとシャントをオシロスコープと一緒に使用すると、特定のシステム・アクティビティ時の消費電流や、スリープ状態からアクティブ状態への遷移時の消費電流を、メモリ・アクセスやI/Oと関連付けて確認することができます。

● 接続の手間を最小限に
TICPプローブとチップは、ノイズを抑制しながら接続の手間を最小限に抑えるように設計されています。チップは曲げやすく設計されているため、接続部への負担が軽減され、DUTへの接続が簡単かつ確実になります。

● 4、5、6シリーズMSOオシロスコープとのシームレスな統合
4、5、6シリーズMSOオシロスコープは、その拡張電源解析機能で知られています。IsoVu電流プローブは、これらの機器とシームレスに連携するように設計されています。TekVPITMプローブ・インタフェースはプローブに電力を供給し、プローブとチップを自動的に検出するため、スコープ・ユーザ・インタフェースからプローブ・パラメータを調整できます。これにより、オシロスコープのプログラミング・コマンドを使用したテストの自動化も可能になります。

主な仕様

型名 周波数帯域 差動電圧 コモンモード電圧 同相除去比(CMRR)
TICP025 250MHz ±0.5V(1:1チップ)
±5V(10:1チップ)
±50V(100:1チップ)
1.8KV 汚染度1
1000V CATⅡ
140dB(DC)
90dB(1MHz)
(1:1チップ)
TICP050 500MHz
TICP100 1GHz

メーカー製品URL:
https://www.tek.com/ja/products/oscilloscopes/oscilloscope-probes/isovu-isolated-current-probes

情報提供元: 株式会社テクトロニクス&フルーク

・本ページに記載されている内容は抜粋情報となっております。詳細はメーカーHP、製品カタログ等をご参照ください。
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