燃焼-イオンクロマトグラフシステム
島津製作所
日東精工アナリテック製自動試料燃焼装置と島津製作所製イオンクロマトグラフHIC-ESPを組み合わせた燃焼イオンクロマトグラフシステムです。
液体や固体の試料を自動試料燃焼装置で燃焼させ、その際に発生した気体を吸収液に捕集します。その吸収液をイオンクロマトグフに自動的に注入し、ハロゲン、硫黄の測定を行います。
特長
● 試料中のハロゲンおよび硫黄の自動分析を実現
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- 電気・電子部材のハロゲンフリー評価、鉄鋼スラグ中のふっ素分析、廃プラスチック中の全臭素分析、材料中の硫黄分析などに利用できます。
- 自動試料燃料装置で処理して得られた吸収液を自動的にイオンクロマトグラフに注入、分析します。
● 検量線作成用の標準試料溶液の調製、吸収液の希釈も可能
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- 自動試料燃焼装置のオプションである検量線用シリンジポンプを使用して、1つの標準試料溶液から自動希釈により異なる濃度の標準試料溶液を調製することができます。
- 吸収液を自動希釈することも可能です。
● PFAS類の有機ふっ素(AOF)分析の高速スクリーニングも可能
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- AOF(Absorbable Organic Fluorine:吸着性有機ふっ素化合物)法により、最近注目されているPFAS(Per- and Polyfluoroalkyl Substances:有機ふっ素化合物)の総量をスクリーニングすることができます。
● AOF法について
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- 試料から有機ふっ素化合物を吸着剤で回収し、燃焼-イオンクロマトグラフで全ふっ素を分析します。
情報提供元: 株式会社島津製作所
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