可視化用ルミネッセンス光源
Lumino-Yellow
カトウ光研
”レーザーに匹敵する可視化性能”と”LEDの寿命”が融合した次世代光源
青色レーザーダイオードと蛍光体を組み合わせることで、特定の光を発生させる技術です。高輝度で高品質なシート光を生成し、クラス4の高出力レーザーシートに匹敵する明瞭な可視化を実現します。
特長
● レーザークラス4の明瞭な可視化を、クラス1の安全性で実現 ~高い視認性と安全性を両立~
可視化用ルミネッセンス光源「Lumino-Yellow」は、レーザークラス4に匹敵する可視化性能を持ちながら、クラス1の安全性を実現。観測空間を満たすトレーサー粒子を明瞭に捉える高分解能PIVと、広い空間を計測するラージスケールPIVの両方に対応。均一なシート光を照射して、高い視認性と安全性を両立した可視化用光源です。
● レーザークラス1に相当する理由 ~組込み型レーザー製品~
Lumino-Yellowは、レーザー光が外部に漏れないよう堅牢に封入されているため、レーザープロジェクターのように組込型レーザー製品の扱いになります。これは、”レーザー製品としては合理的に予見可能な条件下で安全”※に相当し、レーザークラス1の製品として運用が可能です。また、本製品のように目がくらむような明るい光を放出する製品では、サングラスなど遮光性のある保護具を用いることも推奨されます(参考遮光度4程度)
※ JIS C 6802:2014付属書 C 本製品は組込型レーザー機器に該当
● 従来のLEDでは難しかったPIVにも対応 ~シート状の光を発振~
Lumino-Yellowは、局所的な領域での高分解PIVと数mオーダーのラージスケールPIV双方に対応します。従来のLED光源では難しかった、一つ一つの粒子像を鮮明に撮影できるため、高出力レーザーシートを用いた実験に限りなく近い計測が可能です。また、シート光の厚みはステレオPIVにも最適です。
● クリーンルームで異物を可視化 ~微粒子可視化~
半導体製造プロセスでは異物対策が非常に重要です。しかし、クリーンルームの管理基準となる 0.3µmの異物を可視化する場合、高出力レーザーを使用した可視化性能が求められます。高出力レーザー(レーザークラス3B以上)の運用は、安全上多くの制約がかかり、可視化による異物検証はハードルが高くなることが現状です。Lumino-Yellowは、レーザークラス1相当の光源になるため、レーザー安全対策は必要ありません。様々な環境で浮遊する異物や発塵源の特定の検証に使用できます。
主な仕様
発光原理 | レーザー励起ルミネッセンス光 |
波長 | 重心波長:580nm(ピーク波長550nm) |
光色 | 黄色 |
レーザークラス | クラス1:合理的な予見可能な条件下で安全である ※ JIS C 6802:2014付属書 C 本製品は組込み型レーザー機器に該当 |
メーカー製品URL:
https://www.kk-co.jp/products/lumino_yellow/
情報提供元: カトウ光研株式会社
・本ページに記載されている内容は抜粋情報となっております。詳細はメーカーHP、製品カタログ等をご参照ください。
また、製品・仕様は予告なく変更、製造中止となることがあります。
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