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メモリハイコーダ
MR8848

過酷な現場に耐えるタフな記録計

  • 衝撃に耐える堅牢性と、持ち運びやすいフォルム
  • チャネル間絶縁による安全な測定
  • アナログ最大32chにより、他現象を同時記録
  • 大容量メモリによる長時間記録

特長

● 製品紹介
メモリハイコーダ MR8848は、発電所や鉄道、プラント工場など、過渡現象を計測する現場で使われる記録計です。厳しい条件での落下試験や振動試験にクリアした、頑丈な筐体設計。インバーターの電圧・電流波形を捉える高速サンプリングとイベント全体を保存する大容量メモリー、そして複数信号の相関関係を確認できる多チャネル測定により、重要な波形を取り逃がしません。

評価試験、トラブルシューティングに
電力設備、データセンターのUPS、鉄道などのインフラは、トラブルなく常に安定稼働することが求められます。インフラ設備の安定動作を保証するためには、波形記録計「メモリハイコーダ」による高精度な計測が不可欠です。

● 堅牢な筐体
落下や衝撃による故障リスクを最小限に抑えるため、耐久性の高い筐体設計を採用し、本体の四隅にプロテクターを装備しています。

● 安全かつ信頼性の高い測定
異なる電気系統(例:動力線と信号線)を同時に測定する際、短絡は重大なリスクとなります。
メモリハイコーダはチャネル間が絶縁されているため、異なる回路間での短絡事故を防止できます。

● 多様な物理現象の相関分析
複数の物理現象を同時に記録し、各信号間の相関関係を分析できます。
電圧測定に加え、クランプセンサによる電流測定、圧力センサなどによる測定にも対応し、包括的なデータ取得を実現します。

● プリンター搭載(別売オプション)
データ改ざん防止や屋外の測定現場で、波形を印刷して共有できます。
オプションのビルトインプリンタで記録波形をA4サイズに印刷できます。

● データのリアルタイム保存と大容量ストレージ(別売オプション MR9001-01, U8334)
リアルタイム保存機能 MR9001-01を使用し、1 TBの大容量内蔵ストレージ U8334にデータを保存することで、長時間の波形記録ができます。
例えば鉄道車両の測定では、10 µs/Sのサンプリングレートで 1時間以上にわたり10項目以上のパラメータを記録できます。

主な仕様

測定機能 メモリ(高速記録)、レコーダ(実時間記録)、X–Yレコーダ、FFT
最大チャネル数 ・アナログ16 ch+ロジック16 ch
・アナログ32 ch+ロジック16 ch(U8975 または U8978×8 装着時)
・アナログ10 ch+ロジック64 ch(本体ロジック+ロジックユニット 8973×3 装着時)
・アナログ20 ch+ロジック64 ch(U8975 または U8978×5 + 本体ロジック+ロジックユニット 8973×3 装着時)
ユニット数 最大8ユニット

制限事項:
・電流ユニット 8971 最大4ユニット
・ロジックユニット 8973 最大3ユニット
・3CH電流ユニット U8977 最大3ユニット

本体ロジックチャネル数 16(ロジックプローブ入力コネクターのGNDは本体のGNDと共通)
※ デジタルボルトメータユニット MR8990をユニット1と2に装着している場合、本体ロジックは使用できない
※ 本体ロジック使用時 (ロジック測定をONにした時) の制限事項
・ユニット1と2に装着しているユニットの測定分解能は12ビットとなる
・ユニット1と2に装着している周波数ユニットは使用できなくなる
最高サンプリング速度 20 MS/s(全チャネル同時)(アナログユニット 8966 使用時)
外部サンプリング(10 MS/s)
メモリー容量 トータル512 Mワード(増設不可)
256 MW/ch(アナログ 2ch時)〜 16 MW/ch(アナログ 32ch時)

メーカー製品URL:
https://www.hioki.co.jp/jp/products/detail/?product_key=2034

情報提供元: 日置電機株式会社

・本ページに記載されている内容は抜粋情報となっております。詳細はメーカーHP、製品カタログ等をご参照ください。
 また、製品・仕様は予告なく変更、製造中止となることがあります。
・当社営業エリア内の対応とさせていただきます。またエリア内であっても対応できない場合がございます。