電解セルアナライザ
ALDAS-Mini
日置電機
電解セルの動的特性を可視化
- 電解動作中のセルのインピーダンス測定
- 電解評価装置を改造せずに測定可能
- セルスタック状態で最大8セルまで同時測定
- 電解装置が稼働するノイズ環境下でも高精度かつ再現性の高い測定を実現
特長
● 製品紹介
本システムと測定対象の接続方法、PCでの設定方法や測定例についてご紹介します。
● 大電流運転状態における計測で電解セルの開発・評価を加速
これまで電解セルのEIS計測(電気化学インピーダンス分光法)では、大電流が流れている大型のセルやセルスタックの測定が困難、という課題がありました。ALDAS-Miniは電解電流が数Aの小型セルから、最大で500 A(※1)の大型セルまでEIS計測ができます。
セルスタック内の複数セルを同時に8セルまで測定できるため、電解中の各セルの状態を比較できます。
※1 500A以上の電解電流測定については、お問い合わせください。
《 適用例 》
・ 100 cm² を超えるような大型セルの評価
・ 実使用環境における材料特性の評価
・ 製品寿命を考慮した運転条件の探索
● 既存の電解システムに簡単接続
ALDAS-Miniは、既存の設備を改造することなく接続できます。従来のブースター付きFRA(Frequency Response Analyzer)とは異なり、既存の電解用DC電源をそのまま使用しながらEIS測定ができます。
STEP 1:電流源の接続
ソースモジュールと電解装置をソースケーブルで接続。測定電流を注入する。
STEP 2:測定線の接続
電流測定用のクランプセンサーを接続。センスモジュールと各セルをセンスケーブルで接続。
STEP 3:計測
PCアプリケーションソフトで設定し、計測を開始。計測した電流と電圧からインピーダンスを算出し、I-Vカーブとナイキストプロットをリアルタイムに同時表示。
主な仕様
計測対象 | 電解セル、セルスタック |
計測パラメータ | インピーダンス(R,X,θ,Z)、電圧(V)、電流(I) |
計測モード | ロギングモード、ナイキストプロットモード、ボードプロットモード |
最大入力電圧 | 30 V |
最大計測電流 | 20 A〜500 A(センサーによる) 500 A以上の計測については、お問い合わせください。 |
計測周波数 | 0.01Hz~10kHz |
入力チャネル数 | 最大8チャネル |
メーカー製品URL:
https://www.hioki.co.jp/jp/products/detail/?product_key=2011
情報提供元: 日置電機株式会社
・本ページに記載されている内容は抜粋情報となっております。詳細はメーカーHP、製品カタログ等をご参照ください。
また、製品・仕様は予告なく変更、製造中止となることがあります。
・当社営業エリア内の対応とさせていただきます。またエリア内であっても対応できない場合がございます。