超音波フェーズドアレイ探傷器
OmniScan X4
エビデント
優れた性能と携帯性を兼ね備えたOmniScan X4マルチテクノロジー探傷器を使用することで、困難な欠陥を検知・解釈し、損傷をより早期に特定することが可能です。
特長
● 実績のあるパフォーマンス、信頼性の高い成果
OmniScan X4装置はそれぞれが包括的なマルチテクノロジーツールボックスであり、複数の超音波探傷技術を活用することが可能です。その検出および測定能力を活かして損傷が深刻化する前に正確にその重大性を特定・評価することで、亀裂や腐食の影響をもっともうけやすい溶接部や構成部品、資産を保護します。
● PCIを使用した確実な評価
位相コヒーレンスイメージング機能により、フッククラックなどの複雑な形状の亀裂や応力腐食割れ(SCC)など、従来は検出が困難であった欠陥を検出し強調することで、疑いを解消します。PCIを用いて、細かい亀裂の中から個々の欠陥を明確に区別し、これらを確実に特定します。
● TFMデータ収集速度が3倍に
OmniScan X4シリーズの処理能力の向上により、これまでのモデル(X3 64)よりも最大3倍の収集速度で鮮明なTFM画像を取得することができます。OmniScan X4 64:128PR装置の高速度と128素子の能力を活かし、拡張フォーカス機能を備えたTFM探傷を実施します。
● 瞬時にインサイトを得て非効率性を排除 TFMとPCIのツインなら信頼性は2倍
PCIとTFMのそれぞれの属性を活用して、両側から同時に溶接部の全体をしっかりと調べます。2本のプローブを使用して1回のパスで溶接部をスキャンし、TFMとPCIの結果を表示して、欠陥指示の特性評価を効率的かつ正確に比較、測定、確認します。
主な仕様
型式 | OmniScan X4 | |
外形寸法(W×D×H) | 335×221×151mm | |
質量 | 16:64PRモデル:5.7kg(バッテリー1個含む) 16:128PR、32:128PRおよび64:128PRモデル:5.9kg(バッテリー1個含む) |
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内臓ストレージ | 1TBの内臓SSDストレージ 各ファイルサイズは最大25GB 外部USBメモリーでストレージを拡張可能 |
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バッテリー | タイプ | リチウムイオンバッテリー×2(ホットスワップ可能)、各87Wh |
稼働時間 | 5時間以上(ISO18563標準設定パラメータを使用) | |
ディスプレイ | タイプ | 抵抗膜方式タッチスクリーン付き TFT LCD |
寸法 | 269mm(10.6インチ) | |
超音波仕様 | 電圧 | PAチャンネル:5Vpp、10Vpp、20Vpp、40Vpp、80Vpp、120Vpp、160Vpp UTチャンネル:85V、155V、295V |
パルス幅 | PAチャンネル:30ns~1000nsの範囲内で調整可能 分解能5ns UTチャンネル:30ns~1000nsの範囲内で調整可能 分解能2.5ns |
メーカー製品URL:
https://www.olympus-ims.com/ja/phasedarray/omniscan-x4/
情報提供元: 株式会社エビデント
・本ページに記載されている内容は抜粋情報となっております。詳細はメーカーHP、製品カタログ等をご参照ください。
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