特長

FLUOVIEW™ FV5000MPE 多光子励起レーザー走査型顕微鏡は、深部組織の微細構造を驚くほど鮮明に描き出します。エビデントの先進光学技術に、高速スキャンと高感度なフォトン検出機能を融合。FV5000MPEは、深部組織の精細かつ安定したイメージングやライブセル観察に最適に設計されています。

● SilVIR™ディテクター
業界最大クラスのダイナミックレンジを実現し、卓越した感度と極めて高いS/N比でフォトンレベルの定量化を可能にします

● 2種類のスキャナーを搭載
8Kの高速ガルバノスキャンと2Kの高速度レゾナントスキャンによる、高解像かつ高速なイメージング

● 単波長ファイバーピグテール型IRレーザーの採用
高価なレーザー光源の必要性や厳しい設置環境条件を解決するために新世代のコンパクトな単波長ファイバーピグテール型IRレーザーを採用

● 研究成果を最大化する高性能設計
4軸の自動レーザーアライメントシステムを搭載しており、ビームの位置と角度を調整し、最適なレーザーパワーを維持し、ピクセル位置のずれを防止します

● 深部観察のために設計された対物レンズ
多光子励起に特化して設計された A Line™ MPE対物レンズは、最大8 mmの深さにおける生体サンプルの高精度なイメージングを実現します

主な仕様

顕微鏡フレーム		IX85、BX63L、FV30GF
スキャナー	ガルバノメータスキャナー	64 × 64～8192  ×  8192ピクセル（0.2 µs/ピクセル～1000 µs/ピクセル）
	レゾナントスキャナー （FV5000MPE-RSのみ）	512 × 512ピクセル、1024 × 1024ピクセル、2048 × 2048ピクセル
	視野数	20（両方のスキャナータイプ共通）
分光検出器	検出器	SilVIRディテクター（冷却シリコンフォトマルチプライヤー、広波長対応タイプ / 近赤外波長対応タイプ）
	最大チャンネル数	6チャンネル
	分光器	電動透過型回折格子（VPH）、検出波長範囲 400 nm～900 nm
外部検出器	検出器	SilVIRディテクター（冷却シリコンフォトマルチプライヤー、広波長対応タイプ / 近赤外波長対応タイプ）
	最大チャンネル数	6チャンネル
レーザー	可視レーザー	405nm、445nm、488nm、514nm、561nm、594nm、640nm
	NIRレーザー	685 nm、730 nm、785 nm
IRパルスレーザー	波長可変レーザー	単一レーザーシステム、デュアルレーザーラインシステム、ツインレーザーシステム 励起波長：690 nm～1300 nm 4軸自動アライメント、自動ビームエキスパンダー
	単波長ファイバー・ピグテイルレーザー	920 nm、1064 nm
画像		HDRフォトンカウンティング（1G cps、16ビット）