特長

● 試験時間の短縮
試料を高温と低温の二つの液槽に交互に浸せきすることによって、厳しい熱衝撃を与え、温度急変に耐える能力を確認します。すでに試験温度に到達している液体にさらすことにより、気槽冷熱衝撃試験に比べて、急激な温度変化を与えることができるため、短時間で評価ができます。

● テストエリア移動時間10秒以内
MIL-STD-883Lの規格に対応しています。高温槽～低温槽の移動には、試料への振動を抑えるエアーシリンダー方式を採用しています。

● ブライン液の消費量を大幅に低減
ベーパー漏れを防ぐテストエリアの気密性を高めるとともに、蒸発を防止。また、水分離されたブライン液はリサイクルすることで、消費量は従来器（TSB-5）の3分の1に低減します。

● 新冷凍回路技術で大幅な節電
地球温暖化防止とエネルギーの安定供給の確保のために、省エネの必要性が一層高まっています。冷凍回路技術によって、TSB-52で最大53%もの節電を実現します。（メーカー従来器比）

主な仕様

	TSB-22	TSB-52	TSB-10	TSB-15	TSB-30
方式	試料かご移動による2液槽方式
高温槽温度範囲	70～200℃		60～150℃
低温槽温度範囲	-65～0℃
試料かご寸法（W×H×Dmm）	120×150×120	150×150×200	175×175×300	215×195×350	300×220×450
試料かご耐荷重 （等分布荷重）	1kg	2kg	5kg	10kg	10kg
外寸（W×H×Dmm） ※1	1140×1785×1240	1200×1785×1320	1410×2100×1520	1610×2310×1520	2871×2185×1846
質量	約650kg	約790kg	約1100kg	約1150kg	約2500kg
電源、最大電流	AC200V 3Φ、25A	AC200V 3Φ、43A	AC200V 3Φ、47A	AC200V 3Φ、47A	AC200V 3Φ、132A

※1　突起部は含まず。