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伸長粘度計
FV-30

英弘精機

一般的な粘度計では測定できない伸長流動下における
粘度測定が可能
少量(1mL以下)での測定が可能

特長

● 伸長流動測定
様々な工程において、材料は剪断変形と伸長変形を受けています。 一般的な回転粘度計ではサンプルに剪断変形を与えて測定を行います。 よって回転粘度計では剪断流動時の粘度を測定できますが、伸長流動時の粘度を評価することはできません。 一方、FV-30では伸長流動時の挙動、曳糸性を直接評価することができます。 例えば、ロールコート、印刷時にはインクが版を離れるときに伸長流動が生じます。 この時に糸引きがあるとミスティングが生じ、それが塗膜表面の凹凸の原因となり仕上がりが悪くなることがあります。 FV-30では糸の引きやすさ、切れやすさ、伸長流動時のメカニズム解析を行うことができます。


● 測定原理
円形の2枚のプレートの間に少量(1mL以下)のサンプルを挟み込みます。上側のプレートを上方に設定した速度で動かし、プレート間のギャップを広げます。すると、サンプルに伸長変形が与えられ、中央の部分が徐々に細くなっていきます。この様子は、横のカメラで画像として撮影されます。一番細くなっている部分(フィラメント)の太さを画像解析により計測します。時間に対するフィラメント径から、曳糸性、糸の引きやすさ、切れやすさを評価することができます。

主な仕様

粘度範囲 200mPa・s以上(サンプルによる)
プローブ Φ4mm、Φ6mm
プローブ移動速度 0.1~30mm/sec
プローブ移動距離 50mm
フィラメント撮影範囲 縦方向10mm
フィラメント径 測定範囲 0.05mm以上
フィラメント径 測定分解能 0.016mm
パラメーター 伸長粘度・伸長ひずみ・伸長応力・伸長速度・時間・フィラメント径・荷重
外形寸法 W300×D250×H620mm
重量 23kg

メーカー製品URL:
https://eko.co.jp/products/physical-property/liq_physical_property/elongation_viscosity/fv-30.html

情報提供元: 英弘精機株式会社

・本ページに記載されている内容は抜粋情報となっております。詳細はメーカーHP、製品カタログ等をご参照ください。
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